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同時に初公開されるホラー映画「悪魔の棲む家」シリーズの前日譚として、ベラ・ソーンが出演する最新作「アミティヴィル: ジ・アウェイクニング」(2015年1月2日全米公開)の予告編は、「シン・シティ2 : ア・デイム・トゥ・キル・フォー」の全米公開日の8月22日の前後で、ご覧いただくことができると思いますが、製作・配給のワインスタイン・カンパニーは、クエンティン・タランティーノ監督の最新作「ザ・ヘイトフル・エイト」の予告編は、映画館でのみ観られるものとし、インターネット上での公開は当分、見合わせるそうです…!!



「キル・ビル」の「Vol.1」(2003年)と「Vol.2」(2004年)をあわせて、1本の映画と見なせば、クエンティン・タランティーノ監督にとって、8本めの長編映画となる「ザ・ヘイトフル・エイト」の予告編が、同監督とはグラインド家の盟友であるロバート・ロドリゲス監督の最新作「シン・シティ2 : ア・デイム・トゥ・キル・フォー」の冒頭で初公開されることを、Slashfilm のラス・フィッシャーがスクープしたのを受けて、業界メディア Deadline のマイク・フレミングが、その事実を確認し、ワインスタイン・カンパニーが、上 ↑ のイメージで公式に予告編の尺の長さ=約1分47秒まで発表してくれました…!!

昨2013年の第85回アカデミー賞で、最優秀脚本賞最優秀助演男優賞クリストフ・ヴォルツ)の2部門で戴冠を果たした前作「ジャンゴ・アンチェインド」(2012年)に引き続き、タランティーノ監督が再び西部劇を手がける最新作「ザ・ヘイトフル・エイト」は、吹雪で立ち往生した駅馬車に乗り合わせた者たちの間で、次第に緊張が高まっていく過程を描く…といった、どこかしら同監督の原点の「レザボア・ドッグス」(1992年)を想わせなくもないプロットですが…、


脚本を完成したタランティーノ監督が、起用を希望する俳優らに宛てて、シナリオを発送する準備の過程で、それが流出し、無断でインターネット上で公開される…!!といった不祥事が、今年2014年初めの1月に起きたことから、激昂した挙げ句、意気消沈して、やる気を失ったタランティーノ監督が一旦は製作を中止する…といった事態にまで到った、いささか、祟られたプロジェクトです…。

しかしながら、サミュエル・L・ジャクソンや、カート・ラッセル、ブルース・ダーンといった、これまでのタランティーノ映画で、ゆかりの深い俳優たちの協力を得て、「ザ・ヘイトフル・エイト」の脚本を読みあげる朗読イベントのライブ・リーディングが好評を博したことなどから、シナリオの内容に一部、修正を加え、あらためて、クエンティン・タランティーノ監督の最新作として復活を遂げた次第ですが、ただし、記事の見だしのように、撮影がまだ始まっていないことから、来週末に予告編を初公開する…!!といっても、肝心の映画本編の映像は何もないはずになります…。





よって、タランティーノ監督が、「ザ・ヘイトフル・エイト」の予告編として、いったい、何を観せてくれるのか…?!、大変に興味深いわけですが、いわゆるティーザーの先行版の予告編は、そもそも映画の存在を知らせるだけの役割として、これまでにも映画のタイトルや、出演者の名前の文字に、ただ音楽を乗せただけ…のようなものもあったので、クランクイン前でも予告編を作るのは可能ですし、また、上 ↑ の動画のように、朗読会のライブ・リーディングの映像と音声を駆使することも、「ザ・ヘイトフル・エイト」は可能でしょう。でも、タランティーノ監督のファンとしては、できれば、同監督が予告編のために先行して撮影したシーンが観られれば…ッ!!と期待せずにはいられませんね!!


朗読会のライブ・リーディングのイベントにもとづけば…、南北戦争後のワイオミングを舞台にした「ザ・ヘイトフル・エイト」のキャストは、ともに賞金稼ぎのサミュエル・L・ジャクソンとカート・ラッセル、南軍将軍のブルース・ダーン、カウボーイのマイケル・マドセン、英国移民のティム・ロス、兵士のウォルトン・ゴギンズ、女囚のアンバー・タンブリンのほか、ジェームズ・レマー、ゾーイ・ベルといった顔ぶれで、物語は主に、とある酒場で展開することになります…!!


クエンティン・タランティーノ監督のウエスタン映画の最新作「ザ・ヘイトフル・エイト」は、来年2015年初めにクランクインし、同年のうちに全米公開ですから、「ジャンゴ・アンチェインド」と同様に超特急で作られることになります…!!







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