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カナダのモントリオールで開催中のジャンル映画の祭典 ファンタジア・フィルム・フェスティバルで、今週木曜日の7月24日に上映されるSFスリラー映画「プリデスティネーション」が予告編を初公開したので、SFマニアの人はもちろんのこと、ドンデン返しのオチで、アッと言わされるのが好きな映画ファンの方は、チェックしておいてください…!!








SF小説の大家の故ロバート・A・ハインラインが、1958年に発表し、タイムパラドックスをテーマにしたSF作品の代表のひとつとなっている原作「輪廻の蛇」をご存知でない方は、今春のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭のプレミア上映で、予備知識なしに観て、ア然としてしまった観客らと同様に、度肝を抜かれることになるかもしれない「プリデスティネーション」が初公開した予告編です…!!


神が天地を創造するよりも前から、世界の終りで、誰が救われることになるのか、すべての出来事は、あらかじめ予定されている…と、つまりは “ 宿命 ” と言い換えることができそうなキリスト教の 《 予定説 》 を題名にした「プリデスティネーション」は、主演のイーサン・ホークが2010年に発表した近未来のヴァンパイア社会が舞台のSFディストピア映画「デイブレイカーズ」のスピエリッグ兄弟監督と再びコンビを組んだタイムトラベル・スリラーの野心作です!!


物語の内容としては…、詳しく書くと、ドンデン返しのオチのネタバレになってしまうので、ストーリーの発端だけをカンタンに紹介しますが、主演作のホラー映画「ジェサベル」が、今秋11月7日から北米でリリースされる予定のサラ・スヌーク(↓ 写真)が演じる人物は、いわゆる “ ふたなり ” の両性具有者。かつて “ 女性 ” だった少女時代に、とある男性によって不幸な目に遭わされたことから、“ 男性 ” に性転換するハメになったサラ・スヌークは、立ち寄ったバーのマスターから、過去の恨みを晴らしてみないか…?!と持ちかけられる。いったい、どのようにして、過去の出来事を今さら、帳消しにできるのか…?!、見当のつかないサラ・スヌークだったが…、


イーサン・ホーク扮するバーのマスターは、実は自分は “ フィズル・ボマー ” の名を語る爆弾魔の犯行を食い止めるため、未来からやってきた “ 時間の取締り人 ” のテンポラル・エージェントだという信じがたい素性を明かし、実際にサラ・スヌークを過去に連れ戻すや、歴史を修正する勇気を示せば、自分と同じテンポラル・エージェントにしてやる…と、思いがけないリクルートを働きかけてくる…!!


…とのことで、サラ・スヌークが演じるキャラクターが “ 両性具有 ” に設定されていることが、どうやら、ドンデン返しのオチにつながる展開のカギらしい…というのは、察しがつくかと思いますが、ロバート・A・ハインラインの「輪廻の蛇」をご存知でない方は、“ 輪廻の蛇 ” と検索してみたりせずに、映画の公開を待ち、もしかすると、そんなアホな…ッ!!と呆れるかもしれない結末にビックリさせられるのを楽しんでみては、いかがでしょうか…?!


共演者として、同じく時間をテーマにしたトム・クルーズ主演の「エッジ・オブ・トゥモロー」(2014年)で、時間が巻き戻されて、くり返すタイムループの仕組みを説明していたノア・テイラー(↑ 写真)が起用されたイーサン・ホークの上司が、やはり、タイムパラドックスの輪廻の秘密を知っている「プリデスティネーション」は、スピエリッグ兄弟監督とサラ・スヌークの地元オーストラリアで、来月8月28日から公開!!、北米と諸外国での一般公開はまだ未定です。


In mid-’70s New York, a man in a fedora slips into an office building’s boiler room, carrying a mysterious briefcase. He uncovers a bomb, and is attacked while struggling to deactivate it. He succeeds — almost. Horribly disfigured, he’s transported to his agency’s headquarters where he receives a new face. He’s a temporal agent, traveling back and forth through time, altering history, and his assignment — thwart the mass murder perpetrated by the so-called “Fizzle Bomber” — continues. New face, new place. Now he’s undercover as a bartender. He falls into conversation with a tough yet androgynous customer. There’s something off about the guy, who offers to enlighten the agent with “the best story you ever heard”…







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