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「プライドと偏見」(2005年)を子どもの時、何度も何度も繰り返して観た…!!というクロエ・モレッツちゃんが、同映画でオスカーの最優秀主演女優賞にノミネートされた憬れの大先輩との初共演を果たした最新作のドラメディ映画「ラギース」を配給する A24 が、予告編とポスターを初公開したので、お楽しみください!!、なお、キーラ・ナイトレイ29歳は、前述のように、クロエ・モレッツちゃん17歳が幼い頃から尊敬してた…と語ることについて、自分がババアになったような気がするから、カンベンしてほしい…!!だそうで、キーラ・ナイトレイならずとも、できれば、年齢を実感したくない…というのは、古今東西を問わず、世の女性に共通の気持ちでしょうが、この映画の主人公のメーガンの場合、そうした、いつまでも若くありたいと願う女性心理とは、ちょっと事情が違っているようです…!!








エミリー・ブラントが主演をつとめた「ユア・シスターズ・シスター」(2011年)が高評価されたリン・シェルトン監督が、YA小説の女流作家アンドレア・シーゲルが執筆したオリジナル・シナリオを映画化した最新作「ラギース」で、キーラ・ナイトレイが演じる主人公のメーガンは、もう28歳の大人だと言うのに、特にやりたい仕事もなく、たまに家業を遊び半分に手伝う程度で、人生の展望を見い出せぬまま、学生時代の延長線のような毎日をダラダラと過ごしていた…。


そのようなグータラの折り、高校時代から長いつき合いの恋人アンソニー(マーク・ウェバー)にプロポーズを申し出られたメーガンは、そもそも大人としての自覚がないことから、結婚という人生の一大事に正面切って、向き合うことが出来るわけもく、パニックになった挙げ句、あろうことか、16歳の自分の代わりに酒を買ってきてくれと、ショッピング・モールで持ちかけられたことで知り合いになった少女のアニカを頼って、逃げ出してしまう…!!

…といった発端から、クロエ・モレッツちゃん演じる少女アニカと、「ムーン:月に囚われた男」(2009年)のサム・ロックウェルが演じるシングル・ファーザー、クレイグとのおかしな共同生活の擬似家族関係を通して、メーガンの気持ちの変化の成長が描かれていくわけですが、前述の「ユア・シスターズ・シスター」で観られたような繊細なニュアンス描写で、人間関係の機微を綴る…といったリン・シェルトン監督らしさが、この「ラギース」では発揮されておらず、単にハート・ウォーミングなコメディ映画?!のような展開になっていくことから、リン・シェルトン監督が初めて、自分で脚本を執筆せず、他人のシナリオを映画化したのは、あまり良い結果に結びつかなかった…といった風に、今年2014年1月のサンダンス・フィルム・フェスティバルのプレミア上映で、概ね評されています。しかしながら、そのように…、


リン・シェルトン監督らしさを期待する同監督のインディーズ映画のファンの方にとっては、肩すかしだったようですが、クロエ・モレッツちゃんはクロエ・モレッツちゃん史上で最高の演技を発揮したと、演技巧者のサム・ロックウェル共々、絶賛されていますし、キーラ・ナイトレイとクロエ・モレッツちゃんという人気女優同士の共演だけに、コアな映画通よりかは、一般の観客向けに仕上げられた…と言えそうな「ラギース」は、観てる間は存分に楽しめるチャーミングなドラメディ!!としての評価は、ひとまず、ちゃんと得られているので、両女優のファンの方ならずとも、ちょっと素敵な映画を楽しみたい…と、気軽にご覧になられて、特に損はないのかもしれません。


不幸に陥っていく、シリアスな役柄を得意とする絶望系?!のキーラ・ナイトレイが、北米で現在、絶賛公開中の音楽映画「ビギン・アゲイン」と同じく、明るいキャラクターを演じている…!!という点で貴重な最新作「ラギース」は、北米で今秋10月24日から限定公開で封切りの予定です…!!

Having spent her twenties comfortably inert, 28 year old Megan (Keira Knightley) reaches a crisis when she finds herself squarely in adulthood with no career prospects, no particular motivation to pursue any and no one to relate to, including her high school boyfriend (Mark Webber). When he proposes, Megan panics and given an opportunity to escape – at least temporarily – she hides out in the home of her new friend, 16-year-old Annika (Chloë Grace Moretz) and Annika’s world-weary single dad (Sam Rockwell).







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