************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


現地ロサンゼルスのハイアット・リージェンシー・センチュリー・プラザでは今日となる1月25日(土)に行われた、全米監督協会の第66回DGA賞授賞式で、長編映画部門の最優秀監督賞に、「グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督が選ばれ、初ノミネートにして、見事に受賞の栄冠を勝ち取りました…!!、よって、賢明なCIAリーダーのみなさんに、もはや説明の前置きは不要かと思いますが、全米監督協会の会員=映画芸術科学アカデミーの会員、つまり、オスカーの最優秀監督賞を選ぶ人たちですから、再来月3月2日に開催の第86回アカデミー賞の最優秀監督賞の発表で、アルフォンソ・キュアロン監督の名前が読み上げられる可能性は極めて高まったことになります…!!




そして、オスカーでは、最優秀監督賞の作品が、そのまま最優秀作品賞に選ばれ、両賞の行方は一致する傾向にありますから、「グラビティ」が、先の火曜日(1月21日)にお伝えした、全米製作者協会の第25回PGA賞を、「12イヤーズ・ア・スレイブ」と同数票を獲得のタイで分け合い、最優秀作品賞に輝いた経緯も踏まえると、「グラビティ」はPGA賞とDGA賞の2冠を果たしたことになるので、これまで、ほぼ絶対と言われていた「12イヤーズ・ア・スレイブ」のアカデミー賞最優秀作品賞受賞の下馬評がゆらぎ、代わりに「グラビティ」がオスカーを制覇する兆しが見えてきたような感じがしないでもありません…!!、ただし、前回の…、


第85回アカデミー賞では、DGA賞を受賞した「アルゴ」のベン・アフレック監督(↑ 写真)ではなく、「パイの物語」のアン・リー監督が最優秀監督賞に選ばれる…といった、DGA賞とオスカーの結果が食い違ったばかりか、だからと言って、最優秀作品賞は「パイの物語」だったかと言うと、そうではなく、やっぱり、「アルゴ」…というチグハグの受賞の分散化?!が起こったので、今年もまた、そういうことがないとは言い切れません。しかし、いずれにしろ、アルフォンソ・キュアロン監督が、同じくDGA賞にノミネートを果していた「12イヤーズ・ア・スレイブ」のスティーブ・マックイーン監督をおさえて、最優秀監督賞をかっさらってしまったことで、今年のオスカーは波乱が期待できる混戦の、よりおもしろい事態になってきたのだけは確かですね…!!







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