Before he was an #Avenger, he was just a REALLY fast kid. Thrilled to say #EvanPeters is joining #XMen #DaysOfFuturePast as #Quicksilver.

— Bryan Singerさん (@BryanSinger) 2013年5月23日

CIAリーダーのみなさんには、「キック・アス」（2010年）で、主人公のキック・アス＝デイヴ（アーロン・テイラー＝ジョンソン ※写真下↓の左）の親友のひとりを演じていた野郎ですよ！！と言えば、わかりやすいかもしれないエヴァン・ピーターズ（テレビシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」※写真下↓の右）を、マグニートーの息子のクイックシルバー＝ピエトロ・マキシモフ役に起用したことを、シリーズ最新作「X-MEN: デイズ・オブ・フューチャー・パスト」のブライアン・シンガー監督が、いつものように Twitter で発表したことが、ちょっとした波紋を映画界に広げています…！！





…というのも、そのマグニートーの息子のクイックシルバーと、双子の姉のスカーレット・ウィッチ＝ワンダ・マキシモフを、コミックヒーロー大集合映画の続編「アベンジャーズ2」の新ヒーローとして登場させる予定で、現在執筆中の脚本に、両キャラクターを盛り込んでいるらしいことを、ジョス・ウィードン監督が、約ひと月前の4月末に、アメリカの Yahoo の取材でほのめかし、どうやら、そのクイックシルバーとスカーレット・ウィッチの起用が実際に検討されているらしいことを、エンタテインメント・ウィークリーが、マーベル・スタジオの代表のケヴィン・ファイジに追って尋ね、確認しているからです…！！

つまり、ディズニー・マーベルが「アベンジャーズ2」の新しい売りの目玉として検討している新ヒーローのクイックシルバーとスカーレット・ウィッチのうち、弟の方を、ライバル・スタジオの20世紀FOXが「X-MEN: デイズ・オブ・フューチャー・パスト」で、コミックヒーロー大集合映画の続編に先がけて、スクリーン・デビューさせてしまう…？！という、20世紀FOXがディズニーにケンカを売ったような格好のコミックヒーロー映画戦争が勃発？！の事態と相成ってしまったわけですが、クイックシルバーとスカーレット・ウィッチのキャラクターに関しては、両社が共に映画化の権利を保有しているらしいという法的に整理されていなかった環境が、このように、ややこしい展開を招く要因となってしまったようです…。

ただし、ディズニー・マーベルは「X-MEN」シリーズの映画化権を当然、所有していないので、マグニートーを参戦させるのはできないことから、「アベンジャーズ2」に登場するクイックシルバーや、スカーレット・ウィッチは、もしかするとマグニートーとは無関係の存在として描かれるのかもしれませんし、同様に20世紀FOXは、「アベンジャーズ」シリーズの映画化権がありませんから、原作コミックで、父のマグニートーと袂を別った双子の姉弟がヒーロー戦隊に加入することになる経緯や、アイアンマンや、ソーの存在は、「X-MEN」シリーズの映画の世界観に盛り込むのはできないことになります。


よって、「X-MEN: デイズ・オブ・フューチャー・パスト」では、エヴァン・ピーターズが演じ、「アベンジャーズ2」では、まず間違いなく、誰か他の俳優が演じることになるクイックシルバーは、名前は同じで、もしかすると見た目も似ているのに、それぞれ別々のヒーローになりかねない…という、原作のアメコミには特に詳しくない映画ファンの人や、こうした映画製作の経緯の情報までフォローしていないフツーの観客にとっては、いったい、両方のコミックヒーロー映画はどういう関係で結びついているのか？！、よく理解ができない混乱や、誤解を招く可能性が懸念されそうです…。

さて、このブライアン・シンガー監督と20世紀FOXからの挑戦？！を受けて、ジョス・ウィードン監督とディズニーは、「アベンジャーズ2」の内容の見直しを計ることになるのか？！、それとも両社がゴーイング・マイウェイの独自路線で、それぞれのクイックシルバーとスカーレット・ウィッチを活躍させることになるのか？！、ディズニーVS.20世紀FOXのコミックヒーロー映画戦争？！は、今後どのように発展、または収束するだろうと、CIAリーダーのみなさんは予想して、お考えになりますか…？！

20世紀FOXが製作・配給のシリーズ最新作「X-MEN: デイズ・オブ・フューチャー・パスト」は、来年2014年7月18日から全米公開！！、ディズニー・マーベルのコミックヒーロー大集合映画の続編「アベンジャーズ2」は、再来年2015年5月1日全米公開です…！！





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