映画興行史上最大ヒット作に位置付けられているSFアドベンチャー「アバター」（2009年）に出演したほか、「エイリアン2」（1986年）でも、ジェームズ・キャメロン監督とコンビを組み、親しい間柄のシガーニー・ウィーヴァーが、Showbiz 411 のロジャー・フリードマンの取材に応じた発言によれば、ジェームズ・キャメロン監督は続編となる「アバター2」、「アバター3」、「アバター4」の計3本をまとめて同時に一気に撮影する大仕事に挑むそうです…！！






ジェームズ・キャメロン監督が「アバター」シリーズを、いわゆるトリロジーの3部作ではなく、さらに1本追加した第4弾まで構想しているらしいことは、すでに先月5月初めに New York Times の同監督へのインタビューでほのめかされていたので、シガーニー・ウィーヴァーの発言は、それをあらためて裏付けてくれたと言って、よいのかもしれません。
ただし、シガーニー・ウィーヴァーは「アバター」シリーズの続編3本を同時撮影するのに、どれだけの期間が必要で、どういった作品に仕上がるのかは、まるで見当がつかないそうで、自分はジェームズ・キャメロン監督の求めに応じて、出演するだけ…と語っています。

シリーズを製作・配給する20世紀FOXは、「アバター2」の全米公開を再来年2014年末、さらに続編の「アバター3」を翌2015年末に封切ると公表していますが、ロジャー・フリードマンの記事によれば、シガーニー・ウィーヴァーは、USAネットワークが先ごろ放送開始したミニ・シリーズ「ポリティカル・アニマルズ」の撮影を完了したのち、短期間の舞台公演に参加し、それから「アバター」シリーズに出演するとのことですから、その撮影開始のクランクイン時期を仮りに今秋と見積もった場合、映画のスケールや、3本同時撮影という驚きの条件から憶測して、「アバター2」の全米公開は3年先の2015年になる可能性が高そうです。


その製作スケジュールの遅れに関して、「アバター2」の完成が予定の2014年末公開には間に合わないことは、ジェームズ・キャメロン監督とコンビを組むプロデューサーのジョン・ランドーが、今春の「タイタニック 3D」の公開にあたって、イギリスの映画メディア、エンパイアのインタビューで、“ 封切り日は映画が決めるもの。封切り日が映画を作るのではない ” と発言し、20世紀FOXの公開プランがすでに絵空事であることを示唆していましたから、どうやら、情報を総合すると、惑星パンドラの光景を映画館で再び目にできるのは、だいぶ先のことになりそうですね…。






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