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似たような内容の「ジ・アーティスト」が先ごろ、第84回アカデミー賞の最優秀作品賞をはじめとする5冠を征し、世間の話題になっていることを思えば、「ミッション:インポッシブル-ゴースト・プロトコル」フィーチャリング「ザ・ダークナイト・ライズス」の大ヒットで復活のトム・クルーズにとっては、チャンスなのかもしれませんし、あるいは逆に二番煎じだ…と言われてしまうのかも…?!





J・エドガー」(2011年)に引き続き、コンビを組むことを希望したレオナルド・ディカプリオにフラれて以来、ウィル・スミスに、ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール、エミネム、それにロバート・ダウニー・Jr や、「マッドメン」のジョン・ハムの名前も候補にあがったリメイク映画「スター誕生」の主演男優に、どうやら名匠クリント・イーストウッド監督が目星をつけたようで、製作のワーナー・ブラザースがスーパースターのトム・クルーズに、ヒロインのビヨンセの相手役を打診したことを、業界メディア Deadline のニッキ・フィンケ編集長と、映画記者のマイク・フレミングが報じました…!!

もう1年以上前の2011年1月に、クリント・イーストウッド監督がメガホンをとることが決定したニュースをお伝えした「スター誕生」は、その時の記事でも記したように、ジャネット・ゲイナー主演のオリジナル映画となる1937年版を皮切りに、ジュディ・ガーランド主演の1954年版、バーブラ・ストライサンド主演の1976年版と、過去に2度リメイクされており、現在製作の準備が進められているビヨンセ主演の最新作はつまり、3回めのリメイクにして、通算4度めの映画化ということになります。
よって、映画マニアの方の中には、もう、作らんでえぇんちゃうん…、おんなじ映画ばっかり観ても仕方がないわ…と言いたくなるような「スター誕生」は、昨年夏に主演のビヨンセが妊娠してしまったことで、製作が一時棚上げとなり、そのおかげで暇を持て余した?!クリント・イーストウッド監督が映画スターに復帰し、父と娘の絆を描く感動の野球ドラマ「トラブル・ウィズ・ザ・カーブ」(娘役はプリンセス・エイミー・アダムス)が作られることになったわけですが、この回り道の間にも、イーストウッド監督は余念なく「スター誕生」の内容を吟味し続け、レオに代わる主演男優にトムを選ぶことになったようです。


これまでに錚々たる名監督とコンビを組んできたトム・クルーズにとって、名匠のクリント・イーストウッド監督との初顔合わせを果たすのは、映画ファンの興味をかき立てる好材料でしょうし、本来の二枚目スターとして、久しぶりに恋愛映画に主演するのも、ここらがよいタイミングと判断できそうです。それに「スター誕生」のストーリーは、一度落ち目になった自分のキャリアとかぶる部分がありますから、その点をドラマチックに強調できれば、もしかするとオスカーを狙うことも可能なのかもしれません。

そうした一切合財を検討すれば、トム・クルーズは、ワーナー・ブラザースとクリント・イーストウッド監督からのオファーを前向きに受けとめたほうがよさそうなのですが…、「トロン・レガシー」(2010年)のジョセフ・コシンスキー監督の新作となるSFアクション超大作「オブリビオン」のほか、「ボーン・アイデンティティー」(2002年)のダグ・リーマン監督が映画化する桜坂洋原作の「All You Need Is Kill」など、複数の主演作が今後すでに予定されているので、いったい「スター誕生」をいつ撮影すればよいのか?!、スケジュールの調整が、まずは目の前の問題となりそうです。
ただし、「スター誕生」と同じくワーナー・ブラザース製作・配給で、今夏6月1日から全米公開される最新主演作のジュークボックス・ミュージカル映画「ロック・オブ・エイジス」が好評だった場合、ワーナーもトムも音楽路線?!を推し進めたい…という点で合意できるかもしれませんから、ミュージカルの要素をはらむ「スター誕生」が他のプロジェクトより優先される可能性は考えられそうです。なので、結論としては、同映画の反応を窺ってから、トム・クルーズの「スター誕生」に主演の YES/NO は正式に決定されることになるのではないでしょうか…?!
CIAリーダーの映画ファンのみなさんは、トム・クルーズがクリント・イーストウッド監督とコンビを組み、「スター誕生」をリメイクすることについて、どのように思われたでしょう…?!

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