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この週末にカリフォルニアのアナハイムで開催されているオタク・カルチャーの祭典 ワンダーコンにあわせて、リドリー・スコット監督のエイリアン・ユニバース最新作「プロメテウス」(6月8日全米公開)のプロモーションに拍車をかけた20世紀FOXが、同社の別の注目作であるティムール・ベクマンベトフ監督のホラー・アクション映画「エイブラハム・リンカーン: ヴァンパイア・ハンター」の宣伝も忘れることなく、新しい予告編を公開したので、お楽しみください…!!、などと書けば、じゃ、古い予告編は…?!ということになりますが、ぼくが多忙だったため紹介しそこねた、先月2月半ばに初公開された予告編は、第1弾だけにいわゆる“ティーザー”なため、続きを読むのあとの新しい予告編さえ観れば、あえて振り返る必要もない…と思ったので、一緒にアタッチするのはやめておきました。悪しからず、ご了承ください…!!










アンジェリーナ・ジョリー主演の殺し屋映画「ウォンテッド」(2008年)のカルト人気で、瞬く間にハリウッドのヒットメイカーの地位をモノにしたロシア映画界の旗手 ティムール・ベクマンベトフ監督の待望の最新作となる「エイブラハム・リンカーン: ヴァンパイア・ハンター」は、おとついの金曜日(3月16日)に予告編を紹介したティム・バートン監督の「ダーク・シャドウズ」(5月11日全米公開)のシナリオを執筆した作家セス・グレアム=スミス著の同名小説を映画化したもので、ティム・バートン監督もプロデューサーとして、このホラー・アクション映画の製作に参加しています…!!
物語としては、奴隷解放の父として今日も慕われている第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンは、実は吸血鬼退治のヴァンパイア・スレイヤーだった…!!という荒唐無稽なもので、ヴァンパイアのクリーチャーによって、母の命を奪われたリンカーンが復讐のため、斧を取り上げることになるそうですが…、


インディアンや、また自らが救済した黒人といったマイノリティに対して、偏見を拭い去ることなく、凶剣を振るった一面も持ち合わせる大統領の人となりが、本作にはコッソリと投影されて、ヴァンパイアというスーパーナチュラルな存在がマイノリティに例えられているのかも…?!


     「エイブラハム・リンカーン: ヴァンパイア・ハンターのポスターはこんな感じです…!!


「ウォンテッド」や、「ナイト・ウォッチ」シリーズに比べると、ティムール・ベクマンベトフ監督らしい斬新な映像の描写が今ひとつ、予告編に観られない感じなのが気にかかる「エイブラハム・リンカーン: ヴァンパイア・ハンター」で、タイトルロールの大統領に起用されたのは、「父親たちの星条旗」(2006年)のベンジャミン・ウォーカー!!
共演者は…「トランスフォーマー3 / ダーク・オブ・ザ・ムーン」(2011年)のアラン・テュディック、「リアル・スティール」(2011年)のアンソニー・マッキー、「パリ、ジュテーム」(2006年)のルーファス・シーウェル、「遊星からの物体X」(1982年)をリメイクしたのに等しいプリクエール映画「ザ・シング」(2011年)のメアリー・エリザベス・ウィンステッドAKAラモーナ・フラワーズ、そして、「キャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)で、ロバート・ダウニー・Jrのお父さんを演じたドミニク・クーパーといった顔ぶれです…!!


20世紀FOX製作・配給の「エイブラハム・リンカーン: ヴァンパイア・ハンター」は、6月22日から全米公開です!!


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