************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


「ロボコップ」(1987年)も、ブラジル映画界の新鋭 ジョゼ・パジーリャ監督(「ジ・エリート・スクワッド」で、第58回ベルリン国際映画祭グランプリ)のハリウッド進出作として、リメイク映画の企画開発が進められていますから、ポール・バーホーベン監督の3大カルトSF映画はこれで、すべて新たに作り直されることになりますね…!!






ニューヨーク・マガジンのカルチャー・ブログ Vulture のクロード・ブロデサー・アクナーが伝えてくれた独占スクープの最新映画ニュースによれば、「ワイルド・スピード」シリーズのほか、「アイ・アム・レジェンド」(2007年)や、「バトル・ロサンゼルス」(2011年)といったヒット映画のプロデューサーとして知られるニール・H・モリッツが、SF映画オタクに人気のカルト作「スターシップ・トゥルーパーズ」(1997年)のリメイク企画に着手したそうです…!!

独特のカルトな世界観の作風で人気のオランダの鬼才 ポール・バーホーベン監督の代表作である…などといった説明は、CIAリーダーのみなさんには不要と思いますが、念のためにSF小説の大家の故ロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」(1959年発行)を映画化した…などとつけ加えておく「スターシップ・トゥルーパーズ」は、マニアックなファンに根強い支持を受けていることから、「スター・ウォーズ」サーガのVFXアーティスト、フィル・ティペットがメガホンをとった続編が、2004年にDVDスルー映画としてリリースされたほか、正続の両方で脚本を手がけ、シリーズに最も造詣の深いエド・ニューマイヤーが監督デビューを果たした第3弾の「スターシップ・トゥルーパーズ3: マローダー」(2008年)も、やはり、DVDスルー映画として製作されました。

Vulture の短い記事では、リメイク版「スターシップ・トゥルーパーズ」がどの程度の規模の製作費を見込んだ作品として検討されているのか?!、詳細までは記されていないのですが、ヒットメイカーのニール・H・モリッツが陣頭指揮をとるからには、DVDスルー映画になるとは到底、思えませんし、記事の見出しのタイトルのように、同プロデューサーが、ポール・バーホーベン監督の代表作の別のSF映画「トータル・リコール」(1990年)のリメイクを、来年2012年のサマームービーのブロックバスター映画として、現在製作中であることを踏まえると、「スターシップ・トゥルーパーズ」もイチから本格的にリメイクし、新たにシリーズを再スタートするものと考えてよいように思えます。


また、ニール・H・モリッツはすでに、リメイク版「スターシップ・トゥルーパーズ」の脚本家として、今夏のコミックヒーロー映画の大ヒット作「ソー」のシナリオを執筆したほか、今夏のコミックヒーロー映画の大ヒット作「X‐MEN: ファースト・クラス」のシナリオを、「キック・アス」(2010年)のジェーン・ゴールドマンに書き直されたアシュリー・エドワード・ミラーとザック・ステンツのコンビを起用したそうですから、やはり、ジョニー・リコの新たな戦いは、スケールが大きくなるものと憶測して、判断することができそうです。

前述の一貫してシリーズにかかわってきたエド・ニューマイヤーに代わって、アシュリー・エドワード・ミラーとザック・ステンツのコンビが新たに脚本を担当することからしても、ニール・H・モリッツの「スターシップ・トゥルーパーズ」は、ポール・バーホーベン監督のカルト作のリメイクというよりは、故ロバート・A・ハインラインの原作を現代的に解釈しなおすものとして、イメージを一新することになりそうですが、シリーズの熱烈なファンの方には、エド・ニューマイヤーがスタッフから外れるらしいことや、代わりの脚本家コンビは大失敗したテレビシリーズ「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」のライターやんけ…!!と、同じ過ちがくり返されかねないことにイラついてしまった人もいらっしゃるかもしれませんね…。
しかし、まぁ、これからプロジェクトは発展し、起用される監督によって、映画の方向性が定められていくことになるでしょうから、ひとまずは続報に期待して、「新・スターシップ・トゥルーパーズ」の進展を見守ることにしましょう…!!


なお、「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズは、ソニー・ピクチャーズがかかわっている作品であるのに加え、リメイク版「トータル・リコール」(2012年8月3日全米公開)もソニーの映画ですから、「新・スターシップ・トゥルーパーズ」も当然、何気にオタク向け映画は得意なソニー・ピクチャーズの製作・配給となります。

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