************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


「ドリームガールズ」(2006年)で存在感を発揮し、第79回アカデミー賞(2007年/最優秀作品賞は「ディパーテッド」)の最優秀助演男優賞の候補になった実績は認めますが、その後はまた、「デイブは宇宙船」(2008年)??や、「劇的1週間」(2009年)??といった、誰もおもしろいがらないケッ作コメディで不発を続けている落ち目のエディ・マーフィのギャグやトークで、果たして、オスカーが盛り上がるものでしょうか…?!





ロング・ウィークエンドの週末だというのに、業界メディア Deadline の編集長のニッキ・フィンケ女史が伝えてくれた、驚きの特ダネによれば、来春2012年2月26日に執り行われる予定の第84回アカデミー賞授賞式の司会者の筆頭候補として、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズや、「ナッティ・プロフェッサー」シリーズといった作品で知られるコメディ俳優のエディ・マーフィの名前があげられる見込みだそうです…!!

エディ・マーフィを次回オスカーの司会者として念頭に置いているのは、同セレモニーを演出するプロデューサーのプレット・ラトナー監督で…、同監督は、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが定めた締め切りである、週明けの火曜日(9月6日)に提出しなければならない希望司会者の候補に、エディ・マーフィの名前を記入して、イチ推しする意向だそうです。
「X-MEN: ザ・ラスト・スタンド」(2006年)の失敗で、「X-MEN」シリーズを一度、終わらせた戦犯であるほか、「ラッシュアワー」シリーズの失敗で、ジャッキー・チェンのキャリアをダメにした男として、映画ファンから忌み嫌われている同監督が、エディ・マーフィを推薦する理由は、とりもなおさず、エディ・マーフィが今秋11月4日から全米公開される、自らのアクション・コメディ映画の最新作「タワー・ヘイスト」(ユニバーサル映画製作・配給)で、ベン・スティラーとコンビを組んだ主演俳優だからであり、同映画の撮影を通じて、親交を深めた…といった経緯が背景にあるようです。
こうした情報を受けて、一部のメディアでは、すでに次回のアカデミー賞の司会者がエディ・マーフィに決まった!!と、既定の事実のように伝えているところもあるそうですが、前述のように、まずは映画芸術科学アカデミーに希望を提出するといった、一連の手続きも済んでいないわけですし、それらの決定のニュースは完全に誤まりだと、ニッキ・フィンケ女史は断じています。


そのニッキ・フィンケ女史によれば、錚々たる大物が、自分に司会をやらせてほしい…!!と、次回オスカーの仕切り役に名乗りをあげている…とのことで、ブレット・ラトナー監督と共にプロデューサーをつとめるドン・ミッシャーが窓口として、それらの売り込みの要請を受け、調整につとめているそうです。
なので、まだエディ・マーフィに決まったわけではありませんが、ブレット・ラトナー監督は自分が演出するオスカーの司会者候補をエディ・マーフィひとりに絞って、それ以外の可能性を検討していないらしく、同監督が、本人に打診を行った反応では、エディ・マーフィもやる気だったそうです…。

若い映画ファンが、そもそも映画賞に興味を失い、テレビ放送の視聴率が低迷し、オスカー離れがささやかれたことから、今年の第83回授賞式では、史上最年少の最も若い司会者となるアン・キャット・ウーマン・ハサウェイ28歳と、ジェームズ・猿の惑星・フランコ33歳という、若者から人気の男女を起用して、オスカーはフレッシュな若返りを目指したばかりだというのに、その後継が落ち目で、もう誰も笑わないエディ・マーフィ50歳…というのは、果たして、世間はどう受けとめるものか…?!、そもそもブレット・ラトナー監督が次回第84回アカデミー賞授賞式のプロデューサーに選ばれた時点から湧き上がっていた、よくない予感が、いよいよ現実になろうとしている…と感じとった方も少なくないかもしれません…。エディ・マーフィが司会するアカデミー賞を、CIAリーダーの映画ファンのみなさんは楽しみにして、観たいですか?!、それとも、もう結果だけ、ネットでチェックすればいいや…と思われたでしょうか?!

※ジェームズ・フランコとアン・ハサウェイが司会した第83回も、テレビ視聴率は芳しくなかった…といった報道があるようですが、オスカーはその第83回から、オンラインでストリーミング中継を始めたので、テレビではなく、インターネット経由で、パソコンやスマホで観た人が多かったのでは…?!

あなたの Facebook のお友だちにも、CIAをお勧めください ! !




【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA