来月10月16日から、待望のシーズン2をスタートする AMC がリリースしたゾンビ・ドラマ「ザ・ウォーキング・デッド」のポスターです！！、イングランド人のテレビ俳優 アンドリュー・リンカーンが演じる主人公のリック・グライムズが農園のファームハウスに向けて、一目散に駆け出していますが、右手にしっかりと銃を握っている様子からして、農園ではよからぬ事態が発生しており、リックの耳には叫び声が聞こえている…！！といった、恐ろしいイメージを膨らませてくれるデザインとなっていますね…！！、AMC 史上最高の視聴率を稼ぎ出し、ドラマを世界的なヒットに導く大手柄をあげ、同社を大躍進させたので？！、クリエイターのフランク・ダラボン監督をクビにした…といった、訳のわからない事態に陥ってしまった「ザ・ウォーキング・デッド」ですが、先週の木曜日(9月8日)にビバリーヒルズで行われたシーズン2の初回の90分スペシャル版のプレミア上映の試写は大変に好評だったので、引き続き、期待は持てそうなのですが…、シーズン2は全13話のうち、今秋に7話が放送され、その後、一旦中断して、来年2012年2月12日から残りの6話を放送する予定です。なので、フランク・ダラボン監督の影響が残っていると思われる今秋放送の前半はおもしろいのかもしれませんが、後半でガクンとドラマの質が落ちる可能性が懸念されそうです…。「マッドメン」や、「ブレイキング・バッド」のヒット連発で近年、人気チャンネルとしての支持を一気に高めた AMC ですが、短期間に成功が続いたことで、当事者が追いつけなくなる…といった急成長の混乱のツケが「ザ・ウォーキング・デッド」にめぐって来てしまったのかもしれません…。


◆フランク・マーシャルがジェフリー・アーチャーの「ロシア皇帝の密約」を映画化！！

政治家としての活動と、それにまつわるトラブルで投獄されるといった波乱の生涯でも知られる、イギリスを代表する作家ジェフリー・アーチャーのサスペンス小説10作品の映像化の権利を取得した、カナダの新興の製作プロダクション、ニュー・フランチャイズ・メディアが、まずは1986年に出版された「ロシア皇帝の密約」の映画化を目指し、そのプロデュースをフランク・マーシャルに委託したことを、開催中のトロント国際映画祭で発表しました…！！、自作の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズに登場した近未来スニーカーを、ナイキが寄付を目的に製造・販売した慈善事業に協力し、自ら監督を努めたCMを披露してくれたフランク・マーシャルが映画化する「ロシア皇帝の密約」(新潮文庫)は、「BOOK」データベースによれば…、

“1867年、アメリカはロシアからベーリング海沿いの土地を買いとった。皇帝ニコライ2世は、革命の際、その条約書をある額の裏に隠して西側に送り、身の安全を図ろうとした。条約には、実は、買戻しの条項があったのだ。1966年、元英陸軍スコット大尉は、無実の罪を着たまま死んだ父から、「皇帝のイコン」と呼ばれる名画を遺された。遺産を受けとりに出かけた彼を待っていたのは―。”

…とのことで、スピルバーグ監督とのチームで、数々の大ヒット作をプロデュースしたほか、マット・デイモンの「ボーン」シリーズを成功させた実績を思えば、ニュー・フランチャイズ・メディアが、フランク・マーシャルにジェフリー・アーチャーの原作を託したのは、実に的を得た、無難な考えなわけですが、同社は「ロシア皇帝の密約」の主人公のアダム・スコットをヒーローに据える格好で、続けて「盗まれた独立宣言」(1993年出版)の映画化を目指し、言わば、アダム・スコット・シリーズとでも言ったブランドを立ち上げたいようです。ニュー・フランチャイズ・メディアでは、「ロシア皇帝の密約」のシナリオを執筆する脚本家の候補を、すでに絞りこんでいるとのことで、フランク・マーシャルがマット・デイモンの出ないシリーズ最新作「ボーン・レガシー」(2012年8月3日全米公開)の製作に取り組んでいる間に、脚本を仕上げ、その後、本格的に映画化に取り組んでもらいたい意向のようです。
さて、アダム・スコット・シリーズは、第2の「ボーン」シリーズになり得るのか？！、原作を読まれた方は、誰がアダム・スコットを演じればよいと思われるでしょう？！ (via: THR)





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