************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


ディズニー・スタジオの代表のリッチ・ロス氏と、製作部門を執り仕切るプロデューサーのショーン・ベイリーは、以前とは違って、観客からバカバカしい…と見なされることが多くなった、いわゆる、しゃべる動物映画の製作に対しては消極的な方針だそうですが、本作の主人公のペンギンは、そもそもは人間で…といった背景の生まれ変わりのストーリーがあるため、例外と見なし、製作を承認したそうです…!!





1997年から約3年間にわたって少年サンデー(小学館)に連載された松浦聡彦作の漫画「タキシード銀」を、ディズニーが実写映画化することを決定し、その映画脚本を執筆するライターとして、「ナイト・ミュージアム」シリーズを企画し、相棒のトーマス・レノンと一緒にシナリオを執筆した俳優兼脚本家のロバート・ベン・ガラントが起用されることになったのを、業界メディア Deadline NY の映画ジャーナリスト、マイク・フレミングが伝えてくれました…!!

寿命をまっとうせず、予定外?!の事故で死んでしまったため、あろうことか、ペンギンとして余生を送りながら、人間への復活を目指すことになってしまった高校生ボクサーの銀次と、その正体が、帰りを待ち焦がれる行方知れずの恋人とは知らぬまま、銀次が生まれ変わったペンギンを飼うことになったヒロインの女子高生 美奈子の関係を描いた「タキシード銀」の映画製作を請け負うプロデューサーは、おかしな警官たちのズッコケの活躍で笑わせるテレビシリーズ「リノ911」を成功させたことで知られるポール・ヤングと、ピーター・プリンチパートのコンビで、脚本を担当することになったロバート・ベン・ガラントも、同ドラマの出演者兼スタッフですから、ひと言で言えば、「ポリス・バカデミー」の面々により、映画化が進められることになります。なので、銀次と美奈子の恋愛のロマンスの側面よりかは、あくまでも、ペンギンが大暴れするドタバタのギャグで笑わせるコメディ映画として、「タキシード銀」の実写映画化を仕上げることをディズニーは目指していると言えそうです。


その見かけや動作の愛くるしさから、人気の動物ペンギンを題材にした作品としては、今夏のサマームービーとして、20世紀FOXが、ジム・キャリーを主演に起用し、同名の児童書の古典を映画化した「ポッパーさんとペンギン・ファミリー」が、先々月の6月に全米公開されましたが、そのオープニング成績は約1,844万ドルと芳しいものでありませんでした。しかしながら、同映画は、海外で国内=約6,490万ドルとほぼ同額と言える約7,060万ドルを売り上げて、トータルの興行成績を約1億3,551万ドルとし、20世紀FOXは製作費の約5,500万ドルを回収していますから、その実績を踏まえると、ディズニーがなぜ、消極的だった動物映画を再びまた手がけようと思ったのか?!、理由がわからないでもありません。また、今秋11月18日から続編の第2弾が全米公開されるワーナー・ブラザース製作のアニメ映画「ハッピーフィート」(2006年)の大成功(製作費1億ドルに対して、全世界で約3億8,433万ドル)も、「タキシード銀」の映画化決定に無関係ではないでしょう。
果たして、ハリウッド映画に生まれ変わる「タキシード銀」は大ヒットで、ディズニーと共同製作する小学館はボロ儲けをしてしまうのか?!、CIAリーダーのみなさんは、どのように期待と予想をされるでしょう…?!

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