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Today's Photo : ITの特許侵害裁判の証拠写真

by Billy 2011年8月28日日曜日


韓国のサムスン電子によれば、その利用が現在、普及しつつあるタブレット型コンピューターの考案者?!は、映画史上の天才スタンリー・キューブリック監督。写真(↑)でご覧の「2001年宇宙の旅」(1968年)の世界を現実にしたものだから?!、サムスン電子のタブレット型コンピューターの名前は「ギャラクシー(銀河)・タブ」。というのが、iPad の特許を侵害されたとして、アップルから裁判を訴えられたサムスン電子側の反論の言い分の一部ですが…、


だったら、そのギャラクシー・タブに関して、スタンリー・キューブリック監督の立場や、「2001年宇宙の旅」の映画の権利者(社)との関係はどうなるの…?!といったことも、映画ファンとしては気になってしまいますね。また、仮リに、このサムスン電子の主張が認められ、タブレット型コンピューターを発想したのは、キューブリック監督や、あるいは原作者のアーサー・C・クラークである…となった場合、iPad は、アップルのグループ企業であるピクサーのアニメ映画「Mr.インクレディブル」(2004年)の中で使われていたものを実用化したというのが、これまでの定説ですから、ピクサーは「2001年宇宙の旅」からパクッた…と、法廷で遠まわしに決めつけられてしまうことになります…。

IT分野の特許侵害の訴訟に「2001年宇宙の旅」をからめたサムスン電子の反論は、尤もなのか、それとも、タダの詭弁か?!、その判断はいずれ、裁判官が下してくれることになると思いますが、どっちにしても、スタンリー・キューブリック監督の存在の大きさがあらためて偲ばれる逸話として、後に語られることになるかもしれないので、記録しておくことにしました。サムスン電子は商品名を “キューブリック・タブ” とでもしておけば、クールだったのに…!!

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