シルベスター・スタローン主演で過去に映画化(1995年)された人気SFコミックを、「スター・トレック」(2009年)のドクター・マッコイことカール・アーバンを新たにヒーロー役に起用して、名匠ダニー・ボイル監督の製作プロダクション DNAフィルムズがあらためて再映画化した最新作「ドレッド」が、イギリス発のヒーローなだけに、スパイダーマンとダークナイトをおさえ、イギリスの映画マガジン エンパイアの表紙にデカデカと登場しました！！






イギリスの映画マガジン エンパイアに掲載された「ドレッド」の新しい写真をスキャンしたものが、原作コミックを連載する 2000 AD のファン・サイトにアップされていることを、Quiet Earth が教えてくれました…！！
シルベスター・スタローンの映画とは違い、原作コミックにそって、あらためて再映画化された…という、ふれ込みを信じれば、カール・アーバンはスクリーンに顔の下半分しか映らないことになってしまう、絶対にヘルメットをとらないヒーローのジャッジ・ドレッドの写真は、先週月曜日の海の日(7月18日)に、すでにご覧いただきましたが…、

「JUNO/ジュノ」(2007年)や、「ザ・ワックネス」(2008年)といったインディーズ映画で注目された女優のオリヴィア・サールビーが演じる新米ジャッジのカサンドラ・アンダーソンの姿が披露されたのは、これが初めてです！！ (↓)
オリヴィア・サールビーは演技の実力の確かな持ち主であり、その魅力が一部の映画ファンから厚く支持されていますが、どちらかと言うと地味な映画に出演することの方が多かったため、その存在があまり一般には認知されていません。それでどうやら、心機一転でイメージチェンジをはかるべく？！、本作の戦うヒロインのほか、「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ監督が製作総指揮をつとめた、ロシアがエイリアンに侵略されるSFインベージョン・ムービー「ザ・ダーケスト・アワー」(サミット配給/12月23日全米公開)に主演するなど、活躍の場をインディーズ映画から、派手なアクション映画に変えて、キャリアの転換を目指しているようですが、果たして、オリヴィア・サールビーのチャレンジは成功して、メジャー女優へ脱皮の出世を遂げられるのか？！、本作では、その真価が問われそうです。


そして、オリヴィア・サールビーだけでなく、エンパイアは、「ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ」のサラ・コナーとして知られるレナ・ヘディが演じる悪役で、顔に大きな傷のあるのが特徴らしいマデリン・マドリガルAKAママの写真も初公開してくれました！！ (↓)、と言っても、この写真からは今ひとつ、パッとした印象を感じられないのですが、「ブラザーズ・グリム」(2005年)や、「300」(2007年)のほか、大ブームの人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でも実力を発揮しているレナ・ヘディですから、実際の映画では存在感を持って、悪役を演じてくれているかもしれません。


ゾンビ映画｢28日後…｣(2002年)や、「サンシャイン」(2007年)で、ダニー・ボイル監督とコンビを組んだ脚本家のアレックス・ガーランドがシナリオを執筆し、プロデュースをまかされたコミックヒーロー映画「ドレッド」は、ライオンズゲートの配給により、全米では来年2012年9月21日に映画館に登場する予定ですが、本国イギリスでは、それに先がけて、公開されるものと思います。監督は、「バンテージ・ポイント」(2008年)のピート・トラヴィスです！！






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