マシュー・ヴォーン監督が大急ぎの突貫工事みたいなキック・アス態勢で作ったわりには、内容が大絶賛されている「X-MEN/ファーストクラス」が、アメリカでは昨日となる6月2日(木)の夜から、ついに一般公開され、その前夜祭興行での売り上げの成績が報告されたので、取り急ぎ、お知らせしておきます！！、「X-MEN」シリーズにおいて、最高の出来栄えと言われる「X-MEN/ファーストクラス」が、6月2日の深夜から翌3日の早朝にかけて、1,783館で上映した結果の売り上げは、約337万ドルで、同じく今夏のコミックヒーロー映画として、先行して封切られた「ソー」の同売り上げ＝約325万ドル(1,800館)はしのいだものの、先週末に封切られて、記録破りの大ヒットになった「ザ・ハングオーバー Part2」の約1,040万ドルには、まったく及びもせず、「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン4」の約470万ドル、ワイルドスピード・シリーズ第5弾「ファスト・ファイヴ」の約380万ドルといった、一連のサマームービーにも敗れてしまった格好となっています…。また、同じ「X-MEN」シリーズとの比較でも、コメディ映画みたいに仕上がった前作の大失敗映画「X-MEN オリジンズ: ウルヴァリン」(2009年)の深夜興行での成績は、2,000館での上映で約500万ドルの売り上げでしたから、全体の数字のみならず、1館あたりのアベレージの数字でも、若いミュータントたちは、ヒュー・ジャックマンひとりに負けてしまいました…。以上の例にあげた、どの映画よりも内容的に優れ、この夏、本当に観る価値があるのは「X-MEN/ファーストクラス」だけ…！！と絶賛され、映画のクォリティでは、2011年サマームービーの№1作品になることが、ほぼ間違いない状況が見えてきたわけですが、よい映画が必ずしもヒットするとは限らない…のセオリー？！に則り、ビジネスにおいては、№1の結果を導きだすことはむずかしいかもしれません…。そこで、オープニング興行に向けて、さらに話題を提供し、集客を高めたいと思ったのか？！、製作・配給の20世紀FOXが、この「X-MEN/ファーストクラス」に登場する、2人の驚きのカメオ出演者のうち、ひとりがその姿をかいま見せた場面の動画をオンラインで公開してしまいました…！！、とてもユニークな登場の仕方で、よく出来たカメオ・シーンなのですが、映画本編を観る前に、それを観てしまうと、映画館でのビックリのサプライズが奪われてしまうことは、もちろん述べるまでもありません。なので、カメオがストーリーの本筋に大きな関わりがあるでもなし、気にせず、こだわらないというネタバレOKの方のみ、続きを読むのあとをご覧ください…！！








ご覧のように、ふたりのカメオ出演者のうちのひとりは、オリジナルの旧トリロジーでミスティークを演じたレベッカ・ローミンでした…！！、そのレベッカ・ローミンがミスティークに与えきれなかった人物性の個性を、オスカー・ノミニーの大型新進女優の実力で演じ、キャラクターに強い魅力をもたらしたと言われるジェニファー・ローレンスは、この後、レベッカ・ローミンに成長するのですから、このカメオは道理にも適ってると評価できるのかもしれませんね！！
もうひとりの大物カメオ出演者が、いったい誰なのか？！は、ぜひ映画館で驚いていただきたい次第ですが、以前にも記したように、一部の映画サイトなどが堂々と、その人物の名前と登場の仕方を紹介してしまっているので、そうしたネタバレはお断り！！という方はお気をつけください…！！


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