************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


プロデューサーの仕掛け人として、製作費に1億5,000万ドル超を費やした3D-CGのアニメ映画「マース・ニーズ・マムズ」が、今春3月の全米公開で、わずかにたったの約691万ドルという、表記をひとケタまちがっていませんか?!と誤字を疑われても仕方のない大コケで、ディズニー創立以来、最高額の赤字を記録した、歴史に残る戦犯のロバート・ゼメキス監督が、これまでに作ったアニメ映画の「ポーラー・エクスプレス」(2004年)、「ベオウルフ/呪われし勇者」(2007年)、「クリスマス・キャロル」(2009年)のいずれも大して人気がないどころか、全作が赤字だったことにようやく気づいて?!、やっぱり、実写映画を作らないとダメか…と、ついにふんぎりがついたようです…!!




映画史に残る傑作の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズはもとより、「フォレスト・ガンプ」(1994年)や、「コンタクト」(1997年)といった名作で知られるロバート・ゼメキス監督が、2000年に発表した「キャスト・アウェイ」以来となる実写映画に、約11年ぶりに取り組むことが、ほぼ確定したので、お知らせしておきます。
観客が没頭せずにはいられない物語や、魅力的なキャラクターを描くのではなく、CGという表現手段の技術にとり憑かれ、過去の約10年間のキャリアを棒に振ってしまったように、世間から思われているロバート・ゼメキス監督は、前述のハリウッド映画史上に残る大失敗を喫した「マース・ニーズ・マムズ」の後、引き続き、ディズニーで、ビートルズのアニメ映画「イエロー・サブマリン」(1968年)をリメイクする予定でしたが、莫大な赤字の結果として当然、更迭の処分を食らい、リメイク・アニメのプロジェクトをスクラップにされてしまいました…。
(ディズニーの公式見解では、「イエロー・サブマリン」の製作中止決定は、「マース・ニーズ・マムズ」の公開以前に下されたとのことですが、誰がそれを信じます?!)

よって、ロバート・ゼメキス監督のアニメ映画でのキャリアは壊滅したも同然のため、次回作ではようやく、実写映画を手がけることになるであろうことが期待され、複数のプロジェクトが噂にあがっていたのですが、それらの中から、現実にロバート・ゼメキス監督が “現実に復帰” する作品が、デンゼル・ワシントンとコンビを組む「フライト」に、ほぼ確定したことを、ロサンゼルス・タイムズが報じてくれました…!!

パラマウント映画が製作する「フライト」は、そもそもはスピルバーグ監督の旧ドリームワークスがパラマウントと提携していた頃に、同社が提案した企画ですが、2社の間に軋轢が生じ、スピルバーグ監督がディズニーに引っ越してしまった後は、パラマウント映画が引き継いで、単独で企画開発を続け、実際の製作にいたる運びとなったものです。
具体的なお話の内容は…、


デンゼル・ワシントン演じる主人公の機長が操縦する旅客機が飛行中に不慮の機能障害のエンジン・トラブルを起こし、あわや墜落で大惨事の事態に陥りますが、機長の判断と卓越した操縦テクニックの努力により、機体は難を逃れて、無事に着陸を果たし、乗客乗員全員の命が救われたことで、デンゼル・ワシントン機長は称賛を集め、国民的ヒーローへと祭り上げられることに…!!、しかし、事故を調査した連邦航空局は、そもそものトラブルの原因が機長の人間性にあったことを突き止め、機長の薬物への依存が大きな悲劇を招くところだった真実を明らかにする。
とは言え、今や国民から絶大な尊敬を集めるヒーローの機長が、そのように汚れた人物であることを公表するのをためらった関係者は、自分たちへの責任追及を逃れる保身も含めて考慮し、一切の事実を封印して、機長をイメージ通りの人格者に生まれ変わらせることを選ぶ。果たして、デンゼル・ワシントンの機長は、この思いがけず巡ってきた機会に、人生をやり直すことができるのか…?!

…とのことで、いかがでしょう…?!、以上のようなプロットのヒューマニズムのドラマを、デンゼル・ワシントンが主人公として熱演し、ロバート・ゼメキス監督が “実写映画” としてメガホンをとれば、“第2の「フォレスト・ガンプ」”、“第2の「キャスト・アウェイ」” といった名作映画誕生の気配が予感されはしないでしょうか…?!

せっかくの優れた映画作りの才能を、CGへの依存で台なしにしてしまったロバート・ゼメキス監督が、あたかも自分の映画人生のやり直しを託すかのようにして、奈落から這い上がり、真のヒーローになることを目指す主人公の物語を描く「フライト」は、間もなくデンゼル・ワシントンの出演契約が完了し、今秋のクランクインを目指すことになるそうです。デンゼル・ワシントンとのコンビで復活を目指すロバート・ゼメキス監督最新作のパラマウント映画「フライト」への機体…ではなく、期待の高度を高くして、続報を待ちましょう…!!


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