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アトミック・プロダクションという、恐らくインディーズ映画の製作グループが作ったファンメイドのショート・フィルム「バットマン・デリバランス」をお楽しみください…!!、ピエール・デグランジュという方が監督とプロデューサーをつとめて完成した本作は、フィルム・ノワールのタッチでコミックヒーロー映画に取り組んだ、クールなモノクロのフランス映画です。題名の“Batman”は、もちろん英語で、そのまま“バットマン”なのですが、副題にあたるフランス語の “Delivrance” は読み方がわからないので、英語に翻訳し、“Deliverance” としたものを、日本語表記で “デリバランス” と書いています。意味は “解放”、“解脱” などの “解き放たれる” ことで、時に “自殺” を暗示することになります…。









約9分間と少し長いめのショート・フィルム「バットマン・デリバランス」の内容は、特に具体的な物語が進展するものでもなく、年老いたブルース・ウェインの複雑な心境を追ったような作品です。
バットマンをとうの昔に引退し、老いた現在はどうやら、ゴッサムシティの市長におさまっているらしいブルース・ウェインは、両親が凶弾に倒れた過去のトラウマに未だとり憑かれ、それをごまかすための酒に溺れて、半ばアル中のようになってしまったばかりか、かつては潤沢だったウェイン・エンタープライズの資産も底を尽きようとしていた…。そうした折り、バットマンの存在が都市伝説化したゴッサムシティでは、ひたすら悪がはびこり、犯罪率が増加するばかり…。一切合財に苦慮したブルース・ウェインは老境をかえりみず、自分の宿命として、再びバットマンのコスチュームを身に着けるのだったが、強力なミュータントのウルヴァリンが立ちはだかる…!!


…といったような設定らしく、いきなり、「バットマン」と「X-MEN」がクロスオーバーして、ウルヴァリンが出てくることに戸惑う人もいるかもしれませんが、このショートフィルムの作り手らは単に、バットマンとウルヴァリンを戦わせたら、カッケー!!とドリームマッチを想像したんでしょうね!!、色んな意味でユニークな作品だと思いますが、CIAリーダーのコミックヒーロー映画ファンのみなさんは、どのような感想を持たれたでしょうか…?!


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