************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


恐らくは予定されている前後編の2部作あわせての合計…ということかな?!と思うのですが、現在、見積もられている製作費の約2億3,000万ドルを工面できそうにないワーナー・ブラザースが、資金調達の目的も兼ね、キャスティングの目先を変えることにしたようです…!!




先々月3月に、主人公の金田役の候補として、「トロン・レガシー」(2010年)のギャレット・ヘドランド、「X-MEN/ファーストクラス」(6月3日全米公開)のミヒャエル・ファスベンダー、「スター・トレック」(2009年)のクリス・パイン、「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)のジャスティン・ティンバーレイク、そして、俳優引退騒動のホアキン・フェニックスの名前がリストにあげられ、鉄雄役には、「トワイライト・サーガ」のRパット、「アメイジング・スパイダーマン」(2012年7月全米公開)のアンドリュー・ガーフィールド、「X-MEN/ファーストクラス」のジェームズ・マカヴォイが検討されていることをお伝えした、大友克洋の人気SFコミックを実写映画化するハリウッド版「AKIRA」ですが、新たに「マトリックス」トリロジーのネオが筆頭候補に浮上したことを、ニューヨーク・マガジンのカルチャー・ブログ Vulture と、業界ブログの Heat Vision が、ほぼ同時のわずか8分差でお互いにスクープしました…!!

その両者が先を競った同時スクープの様子から、この「AKIRA」の主演にキアヌ・リーヴスが浮上!!というのは、まず現実に起きていることと理解して差し支えなさそうですが、Heat Vision のボリス・キットによれば、映画を製作するワーナー・ブラザースと、キアヌ・リーヴスの代理人との交渉は順調に進んでいる…とのことなので、先のメンバーのほかに、過去にはブラッド・ピット、ライアン・ゴズリング、(500)日のジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ジェームズ・フランコ、ザック・エフロンも?!といった大勢の名前が現われては消えしてきた「AKIRA」の主演俳優が、いよいよ落ち着くことになるのかもしれません。

しかしながら、前述の3月の記事で、今夏8月のクランクインを予定している…とお伝えした「AKIRA」ですが、その以前の記事では、製作をワーナー/レジェンダリーと表記していたのに、先ほど、単にワーナー・ブラザースとだけ記したのは、どうやら、この「AKIRA」は第2の「ドラゴンボール」になりそうだ…とでも思ったのか?!、いずれにしろ、ビジネスとして成立しないと判断した共同製作のレジェンダリー・ピクチャーズが撤退してしまい、現状ではワーナー・ブラザースの単独出資作品となってしまっているからです。


「バットマン」シリーズや、「スーパーマン」シリーズはもとより、一連のザック・スナイダー監督作品に、「クラッシュ・オブ・ザ・タイタンズ」のシリーズ、また、コメディ映画の「ハングオーバー」シリーズと、ワーナー・ブラザースの主要な映画のほぼ総てと言っていいほどの数の作品を共同製作しているレジェンダリー・ピクチャーズは、実質的にはワーナー・ブラザースの傘下の企業であり、その同社が共倒れはごめん…とばかりに手を引くというのは、ただならぬ事態なわけですが、そのヒットの見込みが薄い?!「AKIRA」のプロジェクトを再び軌道に戻すためにも、ワーナー・ブラザースは前述のギャレット・ヘドランドや、アンドリュー・ガーフィールド、また、クリス・パインといった、主演作の映画は有名であるものの、当の本人の名はそれほど知られていない…という観客動員の可能性において、その集客力がスーパースターとは言えない発展途上の面々や、その起用の意味が誰にも理解できないホアキン・フェニックスではなく、諸外国でもよく知られた、一般にわかりやすい国際的映画スターのキアヌ・リーヴスを招聘することで、そのセレブの知名度で「AKIRA」を救済し、ヒットの可能性を高めて、共同出資者(社)を募るだけでなく、これまでの経緯からして、どうやら、誰も出演したくないらしい映画?!の共演者を探すキッカケにもしたいようです。

キャストの候補にホアキン・フェニックスや、ミヒャエル・ファスベンダーといった、明らかに大人の俳優が目されたことからも、大友克洋の原作コミックの世界とは、すでにかけ離れているらしいことで失敗が目に見え、誰も出演したくない「AKIRA」?!に、ならば、どうして、キアヌ・リーヴスは主演するのか?!というのは、CIAリーダーのみなさんはよくご存知のように、キアヌ・リーヴスはSFや、コミックのマニアであり、その自分の趣味にもとづいて、「カウボーイビバップ」の実写映画化を進めていたようなオタクだからですが、そのプランは製作費がかかりすぎる…とのことで、実質的にもう潰えてしまっています。なので、キアヌ・リーヴスとしては、スパイク・スピーゲルの代わりに、金田を演じられるのならば…といったことになるのかもしれませんね。

アルバート・ヒューズ監督(「ブック・オブ・イーライ」2010年)がメガホンをとる「AKIRA」が今度、どのように進展するのか?!は、レジェンダリー・ピクチャーズの撤退で、また少し先行きが見えなくなってしまった感じですが、ワーナー・ブラザースとしては、原作の映画化権取得の費用や、これまでの企画開発費を回収するためにも、是が非でも映画を作らなければ…となるのはわかりますが、本当にヒットさせたいのならば、今一度、大友克洋の原作を読み返してみるのが先決のようにも思えます。CIAリーダーのみなさんは、どうやら今度こそ、金田はキアヌ・リーヴスで決まりそうだ…?!というニュースについて、どのように思われたでしょう…?!、フォーラムに「AKIRA」のトピックを作ったので、意見のある人は書き込んでください。


フォーラムのページを用意したので、映画のニュースや話題についての意見、また、自分が観た映画の感想などを伝えたい人は、自由にトピックを立ててください。




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