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ちょうど昨日(3月23日)、アンジェリーナ・ジョリーが主演する新しい「クレオパトラ」の映画をデヴィッド・フィンチャー監督が作るのでは…?!といった話題の中で、名前を記したばかりなので驚きであると同時に、大変に残念ですが、ハリウッドの伝説的な大女優のエリザベス・テイラーさんが、現地ロサンゼルスでは今日となる3月23日に、シーダーズ・サイナイ・メディカル・センターにて、子どもや孫の家族に看取られながら、鬱血性心不全のため、お亡くなりになられたことを、アメリカABCニュースが報じました。



1932年に生まれ、12歳で子役としてデビューされたエリザベス・テイラーさんは、1944年に公開された名作「緑園の天使」で注目されたのをキッカケに、トップ女優への道を歩まれ、「若草物語」(1949年)、「陽のあたる場所」(1951年)、「ジャイアンツ」(1956年)、「熱いトタン屋根の猫」(1958年)などの名作映画に出演し、1960年公開の「バターフィールド8」と、1966年公開「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」で、2度にわたって、アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞され、50年代から60年代にかけてを絶頂期としています。メジャースタジオの20世紀FOXを、この世から消滅させかけた史上空前の大赤字と言われる大失敗映画の「クレオパトラ」(1963年)も、その当時の出来事ですね。

そのように実に半世紀以上にもわたって、映画界で活躍したエリザベス・テイラーさんは、度重なる結婚歴と離婚歴の私生活の面でもメディアの注目を集め、それによって、ともすればスキャンダル女優のようにカン違いされて、本来の女優としての資質を忘れられがちなので、今後、再評価されることが、故人のためにも望まれます。
晩年は、エイズ患者の救済などにつとめる社会活動家や、先に2009年に亡くなった故マイケル・ジャクソンとの親交などで知られたエリザベス・テイラーさんの享年は79歳でしたが、子どもの時から、お仕事されていたキャリアの長さに、もっと御歳を召されているようなイメージもあったので、あらためて年齢を知ると、もう少し活躍できたのにな…と惜しまれてなりません。
それでは「熱いトタン屋根の猫」で共演し、2008年に先立ってしまった永遠のスター、ポール・ニューマンが、エリザベス・テイラーはいかに偉大な女優であるかを語ってくれたビデオを観ながら、故人のご冥福をお祈りください…。






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