ホラー映画「ハロウィン」のオリジナル・シリーズや、「ニューヨーク1997」(1981年)、「遊星からの物体Ｘ」(1982年)といった傑作の数々で、ジャンル映画マニアから支持を集めているカリスマ、ジョン・カーペンター監督が、2001年に発表した「ゴースト・オブ・マーズ」以来、およそ10年ぶりとなる最新作のサイコ・スリラー「ザ・ウォード」を、再来週末1月21日からイギリスで公開する配給のワーナー・ブラザースが予告編を披露してくれたのは結構なのですが、なぜか？！、予告編の前半だけ…というケチくさい出し惜しみぶりです…！！、しかし、それでも、あのジョン・カーペンター監督の新作はどんな映画なのか…？！と観たいファンの方は大勢いるはずなので、予告編の予告編のさわり？！をご覧下さい…！！









血まみれ金髪女子高生のスクリーム・クイーン、マンディ・レインことアンバー・ハードが主演する、ジョン・カーペンター監督の最新作「ザ・ウォード」は、精神病院を舞台に、5人の女性が…という設定だけは、ザック・スナイダー監督のセクシー・バイオレンス・ファンタジー「サッカーパンチ」(3月25日全米公開)と同じなのですが、こちらはホラー・ジャンルだけに、恐ろしい秘密の隠された病棟には、6人めのゴーストの女性が…！！といった展開を観せ、入院患者の女性たちがひとり、またひとり…と姿を消していくことに慄いたアンバー・ハードの主人公クリスティンは、自分の身に危険がおよぶ前に脱出をはかろうとするのですが…！！

今のところ、北米をはじめ諸外国での公開も未定の本作は、初公開のプレミア上映を行った昨2010年9月のカナダ・トロント国際映画祭で、あまり芳しくない是非のまじった評価を下され、ジョン・カーペンター監督の旧態依然とも言える演出のタッチが古臭い…などと指摘されています。なので、この映画に大きな期待を持つのは禁物で、ジョン・カーペンター監督の復帰作にもかかわらず、いずれDVDスルー映画として、各国にお目見え…といった次第になってしまうのかもしれせん…。


その他の出演者としては、大ヒット映画(2009年)の続編「シャーロック・ホームズ2」で、ロバート・ダウニー・Jrの名探偵と対決する宿敵のモリアーティ教授に抜擢されたジャレッド・ハリス、「キック・アス」(2010年)のリンジー・フォンセカ、リメイク版「13日の金曜日」(2009年)のダニエル・パナベイカー、大女優メリル・ストリープの娘、メイミー・ガマーといった顔ぶれです。予告編の後半は…、ま、もう観ても観なくても、どっちでもいいのかもしれませんね…。



The Ward is an intense psychological thriller set in a mental institution where a young woman, Kristen, is haunted by a mysterious and deadly ghost. As danger creeps closer, she comes to realize that this ghost might be darker than she could have imagined.

Kristen, who is in her early 20's, wakes to find herself bruised, cut, drugged, and held against her will in a remote ward of Chamberlain Psychiatric Hospital. She is completely disoriented with no idea why she was brought to this place and no memory of her life.

The other patients in the ward, four equally troubled girls, offer no answers, and Kristen quickly realizes things are not as they seem. The air is heavy with secrets, and at night, when the hospital is dark and foreboding, she hears strange and disturbing sounds. It appears they are not alone.

One by one the girls disappear, and Kristen must find a way out of this hellish place before the ghost comes for her, too. As she struggles to escape, she will uncover a truth far more dangerous and horrifying than anyone could have imagined.


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