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LOL : Back To The No Future.

by Billy 2011年1月14日金曜日

Unreality Magazine という、好奇心を満たしてくれる、ちょっとおかしなネタを記事にしているブログが紹介していた、写真を使った、言わば、3コマ漫画です。昨2010年に公開25周年を迎え、記念の Blu-ray も発売された人気SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年)の主人公コンビである、クリストファー・ロイドのマッド・サイエンティストなドクが、マイケル・J・フォックスのマーティに向かって、さぁ、タイムマシンのデロリアンに乗って、25年後の未来に行き、最新の映画を観ようじゃないか!!と語りかけているのですが…、


      その25年後の未来=現在で観られる映画は…、


「カラテ・キッド」(1984年)に、「エルム街の悪夢」(1984年)、「トロン」(1982年)といった、80年代のヒット作を焼き直したリメイク映画ばかりで…、とても未来に来たとは実感できないマーティが思わず、ドク、デロリアンの使い方をまちがってないか…?!と聞き返してしまっています…。

ひたすらリメイクや、続編のさらにまた続編…といったシリーズものにばかり頼って、オリジナルの文字通りに“新しい映画”を、なかなか作り出せないでいる映画界の企画力不足の行き詰まりを、過去から来たマーティの視点から見れば、映画には“未来”などなかったも同然…という、ちょっとドッキリの鋭いツッコミで指摘してくれた写真コミックだったわけですが…、果たして、さらに25年後はどうなっているのか…?!、時のメビウスの輪の上で、同じ映画が同じ軌道の上を、また何度も行ったり来たりしているだけなら、恐ろしいことですね…。
25年後にリメイク版「インセプション」とか作られていたら、どうしましょう…?!




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