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このワーナー・ブラザースが大ヒット・シリーズの「リーサル・ウェポン」をリメイク!!の動きは、同社に約13年間、在籍した重役のジェシカ・グッドマンさんが昨年2010年末に退職を決められたことに伴い、その元副代表が預かっていた企画を、他の重役やプロデューサーに振り分けて、引き継がれた結果の見直しによるもので、即座にリメイク映画の製作が進められる…!!というわけでもないでしょうから、あまり期待せず、カンタンにお伝えしておきます…!!




先週末の金曜日(1月14日)に、人気コミック「デスノート」のハリウッド版実写映画の監督に起用されたことをお伝えしたシェーン・ブラックが脚本家として、ハリウッドで一時代を築くことになった代表作の「リーサル・ウェポン」シリーズについては、その当のシェーン・ブラックがシリーズを再開する格好となる最新作の「リーサル・ウェポン5」のシナリオを執筆し、自らメガホンをとるべく、同シリーズに主演した元映画スターのメル・ギブソンに復帰を打診していた動きなどを、2008年の秋ごろにお伝えしました。
しかし、そのシェーン・ブラックが目論んだ「リーサル・ウェポン」シリーズの復活は、同シリーズのメガホンをとって、大ヒットさせたリチャード・ドナー監督による、もうひとつの「リーサル・ウェポン5」とバッティングしてしまった内輪もめから?!、メル・ギブソンがシリーズに復帰の意思を示さず、相棒を演じたダニー・グローヴァー64歳も、もう歳なので…とアクション映画はお断りの態度をとったため、ご破算となり、昨2010年夏にメル・ギブソンがプライベートでスキャンダルを起こし、世間から人間のクズと軽蔑され、“元映画スター”の苦しい立場となってしまった現在では、オリジナル・キャストによるシリーズの新作はとうてい不可能の状況に陥っています。

そのため、ワーナー・ブラザースが新たに検討を始めたシリーズの新作は当然、ドロ沼化してしまった過去のシリーズとは完全に決別し、心機一転のリセットで再スタートを切る、いわゆる“リブート”のやり直しとなる見込みで…、


業界メディア DEADLINE NY のマイク・フレミングによれば、「新・リーサル・ウェポン」のシナリオを執筆するライターとして、元警察官の作家ウィル・ビオールが起用された…!!とのことです。

ロス市警の警察官として、サウス・セントラル地区を巡回していたウィル・ビオールは自らの体験をもとにした、新人とベテランの警官コンビが主人公のクライム・ノベル「L.A.レックス」を2006年に出版して、作家デビューを飾り、その後、シナリオ・ライターとして書き上げた、やはり、警察組織と犯罪組織との対決を描いた「ギャングスター・スクワッド」という脚本が高く評価され、「ゾンビランド」(2009年)のルーベン・フィッシャー監督によって映画化が進められることになった経緯などから、「リーサル・ウェポン」の立ち上げ直しを任命されることになったそうです。

以上のように、「リーサル・ウェポン」の新作は、ワーナー・ブラザース社内での担当者の引き継ぎによる新たな見直しで、また動き出すことになったもので、脚本もこれから執筆する…とのことですから、現実にカメラが回るにしても、ウィル・ビオールがよほど優れた脚本を書かない限り、まず2~3年は先のことになるんじゃないでしょうか…?!
とりあえず、ワーナー・ブラザースが「リーサル・ウェポン」の仕切り直しを始めた…ということだけ覚えておいて、いずれ進展の続報があることに期待しましょう…!!

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