まずはじめに、CIA の Amazon リンクを通じて、「インセプション」の DVD/Blu-ray をお買い上げくださった大勢の方々に、ありがとうございます！！と、お礼を述べておかなければなりません！！、CIAをご支持いただき、本当にありがとうございます。そうした「インセプション」ファンのみなさんのために、上 ↑ の写真は、本当は昨日、紹介したかったのですが…、記事の見出しのタイトルのように、クリス・ノーラン監督が自分自身が「インセプション」を理解するためにまとめた、もちろん本人直筆の大変に貴重なコンセプト・シートです…！！



で、このコンセプト・シートはどこから来たか？！と言うと…、

兄：レオナルド・ディカプリオの主人公が敵対する悪役を、彼自身の妻にしようと思いつくまで、正直言って、この映画をどう結末づければいいか、自分でもわからなかったんだ…。

弟：最初はコブのパートナーを悪役にしようと思ってたんだよね。

兄：そうさ、コブのチームのうちの誰かが、彼を裏切ることにしようと考えていたんだ。でも、その展開では、感情的な盛り上がりとして、どこにもたどり着かない…。余韻のある映画にはならないんだよ。

…といった、兄クリストファー・ノーラン監督の創作の秘密に、弟の脚本家ジョナサン・ノーランが親密な血縁者のよしみで、ズバリと斬り込んだ対談形式のインタビューが読みどころとなっている同監督の著書 “Inception: The Shooting Script” に掲載されているものです。 DVD/Blu-ray で、「インセプション」を鑑賞する際の参考にしていただければ…と思います。なお、全文を訳す余裕のないのが残念ですが、兄と弟の興味深い対談は、映画評論家のクリストファー・タプリーがPDF形式で、ココにアゲてくれているので、ザッとでも目を通したい方はダウンロードしてください。
最後のコマのカットは不要ではなかったか…？！といった注目の発言もされています…！！