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先週の木曜日(12月2日)にお伝えした、NBCのニュースは、自分の発言を不当に引用して、事実を捻じ曲げて伝えた誤報である!!と、ハンス・ジマー本人が怒りの訂正インタビューに応じました…!!




バットマン」シリーズのクリス・ノーラン監督がプロデューサーをつとめて、ウルトラ・バイオレンス・ファンタジー「サッカーパンチ」(来年2011年3月25日全米公開)の完成を急いでいるザック・スナイダー監督がメガホンをとる、ワーナー・ブラザース製作・配給の新生「スーパーマン/鋼鉄の男」(2012年末全米公開予定)の音楽を、ハンス・ジマーが担当する…!!と伝えられたニュースは、すべてウソのデマである!!と、当のハンス・ジマー本人が、業界ブログ Heat vision のインタビューに応じて、怒りの声明を発表しました…!!
ハンス・ジマー本人による間違いのないコメントによると…、
あれは発言の文脈を不当に引用したものだ!!、捻じ曲げられた誤りをまっすぐに正させてもらうと、ぼくはそもそも、ザック・スナイダー監督にお会いしたことすらない!!
…とのことで、ハンス・ジマーの代理人をつとめていた、有名なパブリシストのニロー・チェイセンさんが先月11月半ばに射殺される…という不幸な出来事があったことによる、言わばパブリシスト不在の空白を突かれたような格好で、ハンス・ジマーは、故ロニー・チェイセンさんが存命であれば、けして、このようなインチキなニュースが世間に流れることはなかっただろう…と、故人の死を悼むと同時に、怒りをあらわにしています。
また、ハンス・ジマーは…、
ぼくのハートはいつも、バットマンに寄り添っている…!!

…と述べて、常に明暗の対比のようにライバルにあげられるスーパーマンの音楽を担当するつもりは一切ない気持ちを示すと同時に…、
ジョン・ウィリアムズは存命する作曲家の中で、最も偉大な人だ。それで充分に話はおしまいだ。
ぼくはベートーベンの第9をリライトしようなんて思わない。「スーパーマン」のテーマ曲を書き変えて、いったい誰から感謝されると言うのか?!、誰もよろこばないって、わかりきっているじゃないか!!
…と、誰が音楽を担当するにせよ、ジョン・ウィリアムズが作曲し、すでに万人に愛されて、イメージが定着している「スーパーマン」のテーマ音楽を、新作映画でも、そのまま使うべきだ!!といったことを主張しています。
NBCのスコット・フーバーが、ハンス・ジマーの発言を誤って解釈したのか、それとも話題作りのスクープを狙って、故意に事実と反するニュースを伝えたのか?!はわかりませんが、いずれにしろ、このハンス・ジマーの怒りの訂正により、ザック・スナイダー監督の最新作「スーパーマン/鋼鉄の男」の音楽を、ハンス・ジマーが絶対に担当しないことだけは、明らかとなりましたね…。となれば、やはり、ザック・スナイダー監督とコンビを組んでいる作曲家のタイラー・ベイツが手がける線が固いのかもしれません。
クリストファー・ノーラン監督製作総指揮/ザック・スナイダー監督による「スーパーマン/鋼鉄の男」は、以前の記事でも伝えたように、著作権裁判との関係から突貫工事のようにして作られるので、今後もこうした先走りの誤報がありえると思いますが、その時はご容赦ください。





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