************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


幼い子どもたちが、この ↑ ナスビを逆さにしたような変な頭のエイリアンのアニメ映画を観るはずが、あろうことか、下 ↓ のジグソウの戦慄のファイナル・トラップを目にしてしまいました…!!、ドリームワークス・アニメ「メガマインド」のプロモーションで、子どもたちがよろこんでくれるなら、俺はコスチュームを着込んで、実写のコミックヒーロー映画に主演してもかまわない!!と言っていた、子ども大好きの声優ブラッド・ピットさんは、どのように思われるでしょう…?!





ニュースメディアの WHDH が、アメリカでは昨日となる11月15日付けの記事で伝えたところによれば…、
マサチューセッツ州サフォーク・レビアのシネコン映画館 ショーケース・シネマズ・レビアが、本来であれば、ドリームワークス・アニメの「メガマインド」を上映するべきところを、誤って「Saw Ⅶ」をスクリーンに映し出してしまい、どちらの映画も3Dであることから、3Dメガネをかけてアニメが始まるの待ち構えていた大勢の児童が、度肝を抜く戦慄の3D体験のドッキリを味わってしまった…!!とのことです。

MPAA(アメリカ映画業協会)が定めた映画の視聴制限のレイティングで、あらゆる世代の老若男女が鑑賞して差しさわりないとされているファミリー・アニメの「メガマインド」に対して、「Saw Ⅶ」は、16歳未満は鑑賞にあたって、保護者の同意と同伴が求められるR指定とされていますから、「メガマインド」を観に来ていた主な観客の小学生とそれ以下の幼い児童にとっては、まったく不適切な、言わば、観てはいけない映画ということになります。
にもかかわらず、その映画が突然、スクリーンに映し出されたことで、気づいた保護者は当然、子どもたちに目をふさぐよう指示を与えたわけですが、それでも間に合わずに冒頭の恐ろしい場面を観てしまったばかりか、3Dでバッチリ体験してしまった子どもらは震えて泣き出し、映画館側が誤りに気づいて、映画を「メガマインド」に差し替えたものの、恐怖の後遺症で震えがおさまらず、アニメを楽しむどころではない子どもが続出してしまったそうです。


その場に居合わせた観客のひとりで、7歳の息子を連れて来ていたドルフ・ラウさんは…、
“数年前から、ひとりで寝ている息子が夫婦の寝室にやって来て、その夜は家族で一緒に眠った。
息子はくり返しの悪夢に襲われた…!!”
…と、映画館に対して激怒しており、“二度とこうしたことがないように、もっと注意をしてほしい”と、取材に応じて語っています。

「メガマインド」と「Saw Ⅶ」を誤って上映した映画館のミスにより、子どもがこうした心的トラブルを抱えてしまったのは、もちろん、ドルフ・ラウさんの家庭だけではなく、その他にも大勢いるわけですから、仮りにこの一件がトラウマとなり、児童がPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断された場合、映画館側はちょっとしたミスとして、後日あらためて映画を観られる無料鑑賞券の配布どころでは済まされない、大きな代償の支払いを法廷で求められて、ビジネスが窮地に立たされてしまうかもしれません。

第3者にとっては、ドッキリカメラのイタズラのようで、笑い飛ばしたくなる出来事ですが、当事者の親と映画館の双方にとっては、子どものことだけにイザコザが深まれば、けして、リスクの低くない事件かもしれないので、お伝えしておきました。
昔のように熟練の映写技師の人が、重いフィルムを映写機にかけていた時代では、あまりこうした間違いは起きなかったのかもしれませんが、デジタル式の上映に切り替わった現代では、同じようなトラブルはこれから、いくらでも起こりかねませんね。




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