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先週末に世界各国で公開され、メガヒットになっている「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 1」のレビューを、不定期連載しているCIAリーダーの Ryota さんが投稿してくれたので、これからシリーズ最終章の前編をご覧になろうと思っている方は参考にしてください。また、「HP7」は、すでにご覧になられた方がたくさんいらっしゃると思うので、自分はこう思う…!!という感想をお持ちの方は、CIAファンページの方でコメントしてください。
なお、こうしたレビューなどの投稿は近いうちにまた希望の募集をかけてみようと思っているので、自分も何か、CIAに書きたいという方がもし、いらっしゃれば、そのつもりで更新をチェックしておいてください…!!







「アズカバンの囚人」(2004年)以降、シリーズを追うごとにどんどんダークになってきていますが、本作では、その流れにさらに拍車がかかり、シリーズ史上最も暗く、重い仕上がりになっています。物語がいよいよ終盤に差しかかっている事を強く印象づけられました。

冒頭、ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人それぞれの描写から、ただならぬ雰囲気が漂っており、途中、笑えるシーンもあるにはあるんですが、これまでの6作に比べるとかなり控えめです。ホグワーツを離れているため、学園モノのノリもほぼ皆無で、分霊箱を探す旅の過程がロードムービーのように描かれており、基本的には終始シリアスな展開が続きます。若干の中だるみは感じるものの、緊迫感のある展開が続き、まさにポスター(↓)にある“NOWHERE IS SAFE”な状況です。

ストーリー展開は、やはり、PART2へのプロローグという感があり、やや盛り上がりに欠け、二部構成で尚かつ原作があるからこそ成立しているものだと思いますが、それでも充分過ぎるほど楽しめました。アクション描写に関しては、当初予定されていた3Dへの変換を意識したような演出が随所に見受けられました。

結論としては、これまでのストーリー、キャラクター、アイテムをしっかりと把握しているか否かで、大きく評価が分かれる作品だと感じました。
と言うのも、これまでに登場した人物や道具が、いつにも増して次々と出てくるからです。
これからご覧になられる方は、過去6作を復習しておいた方が良いかもしれません。というか 、復習しておかないと置いてけぼりをくらうんじゃないでしょうか(笑)。


言い換えると、観る前にちょっとした努力や準備をしておけば、それに見合った面白さで応えてくれる作品だと思います。
細かい部分で、僕のように原作未読の方にとっては不親切な箇所もあるんですが、今に始まったことではないし、長い原作を映画化していく中でそこまで構ってられないのは仕方のないことでしょう。

3人の冒険があと一作しか観られないのは寂しい限りですが、PART2ではこれまでの絶望感、悲壮感を乗り越え、思いっきりカタルシスを感じさせてくれる展開に期待です。 by Ryota




予告編よりもよく出来ているサントラのプロモーション・ビデオ!!







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