************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


わずか2歳で目にしたバットマンのカッコよさに心酔し、生涯をバットマンにとり憑かれたマニアが、27年間にもおよんだ研鑽の末、ついにたどり着いた1台=約1,260万円(14万9,999ドル)の至高の1966年型バットモービルです…!!






トップにあげたゴージャスな壁紙と上 ↑ の写真は共に…、1967年の2歳の時に、元祖バットマンのアダム・ウェストが主演した実写のオリジナル TV シリーズ「怪鳥人間バットマン」(←)を目にするやいなや、バットマンの世界にとり憑かれ、それ以来、バットマンに関する、あらゆるものを愛し続ける中でも、とりわけ、その独特のフォルムのバットモービルに魅了されてしまった…!!という、どうやら、1965年生まれであるらしいことから現在は45歳と思われる筋金入りのバットマン・マニア、マーク・ラコップさんが製作している1966年型バットモービルのレプリカ・カーの写真です…!!

1966年型というのは、つまり、「怪鳥人間バットマン」のテレビ放送が始まった年のことで、最近のクリス・ノーラン監督の「バットマン」シリーズに登場するタンブラーまで数々ある歴代のバットモービルの中でも、マーク・ラコップさん(↓ 写真下)はやはり、自分が幼児の時に見て、ショックを受けたオリジナルのバットモービルの復元にのみ執着してきたことになります。

1983年…ということは18歳の時に、1974年型のモンテカルロを手に入れ、ほかの5人の仲間と改造を始めたのがマークさんのバットモービルのレプリカ・カー作りの最初で、その作業にあたり細部の隅々まで再現できるようにと、研究の資料にするため、お父さんがわざわざ「怪鳥人間バットマン」の全120話をVHSテープに録画して、マークさんに手渡してくれたそうです。
それ以来、27年間を経て、完成度を高め続けたマーク・ラコップさんの1966年型バットモービルは、ついに今年2010年になり、「バットマン」シリーズのコミックを出版し、映画を製作しているDCコミックスから公式に「バットマン」のオフィシャル・レプリカ・カーとしてライセンスの認定を受け、マークさんの作る1966年型バットモービルこそが、ついに“本物”と呼ばれる域にまで到達してしまいました…!!

そのマークさんが1966年型バットモービルを復元する作業において、大きな飛躍になったのは、有名なカスタム・カーのデザイナー、ジョージ・バリスが製作した、バットモービルのそもそもの原型である未来志向のクルマを、車体アーティストのマーティ・マルティノという人が過去にレプリカしたボディを、2004年にネット・オークションで手に入れたことで、すでに錆びつき、塗装も一切、残っていないボロボロの状態とは言え、ジョージ・バリスがデザインしたバットモービルの本来の基礎の型が明確にわかったことで、レプリカ・カーの製作をビジネスとして立ち上げられるキッカケを得たそうです。


そして現在、インディアナ州に拠点を置くマークさんのレプリカ・スタジオ、ファイバーグラス・フリークスでは、総勢10名のスタッフが週に6日間を交代制の2シフトを組み、休みなく、1966年型バットモービルを作り続けているとのことで、これまでにバットモービル復元の研究に約2,500万円以上も費やしてきたマーク・ラコップさんが、生涯にわたって、ひたすら、バットマンにだけ注いできた愛着が、ようやく実を結んで、花開きつつあるとのことで…、世の中には、とんでもないオタクな人がいるもんですね…ッ!!




↑ レプリカ・カーなので、もちろん、実際にこうして乗車して走行可能です…!!





【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!


Search in CIA