執事のアルフレッドとして「バットマン」シリーズのレギュラーをつとめているほか、「プレステージ」(2006年)や、「インセプション」(2010年)にも出演するなど、今や、クリス・ノーラン監督の映画には欠かせない顔となっている名優のマイケル・ケインが、イギリスの映画メディア エンパイアのインタビューに応じて語ったところによれば…

“エマ…プロデューサーなんだけれど、が言うのには、1月に脚本をもらえるらしい。
で、クリストファーは、脚本1月、クランクイン5月、終了11月と言っていた。”

…とのことで、つまり、クリス・ノーラン監督の妻であり公私にわたるパートナーとして、「バットマン」シリーズを製作するプロデューサーのエマ・トーマスに加えて、当のクリス・ノーラン監督自身からもシリーズ最新作の完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」の脚本は1月に渡せると言われたそうです。
で、同映画の撮影スケジュールなんですが、先月10月初めに comingsoon.net が映画を製作・配給するワーナー・ブラザースから聞いてきた情報として、クランクインを2011年4月とお伝えしましたが、5月クランクインというのは、それ以前の9月末に、やはり、マイケル・ケインが言っていたことで、どうやら結局、ブルース・ウェインの身の回りを管理する執事の言葉の方が正しかったのかもしれませんね。

前作の「ダークナイト」(2008年)の撮影期間は、公開の前年2007年の4月から11月初めぐらいまででしたから、最新作では撮影の日数が少し短くなった感じがしますが、クリス・ノーラン監督は、かなりアチコチにロケに行った「インセプション」を、だいたい5ヶ月間で撮り終えているので、まぁ、同監督にとっては、いつもと変わりないペースの段取りで製作を進めるといったところだと思ってよさそうです。
クリストファー・ノーラン監督最新作のバットマン・シリーズ完結編「ザ・ダークナイト・ライズス」は、再来年2012年7月20日から全米公開です。なお、映画シリーズ完結後、ワーナー・ブラザースがテレビで新たに実写のドラマシリーズの「バットマン」を始める…といった動きが伝えられていますが、具体的に進展があれば、またお伝えします…！！




【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと！！