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シリーズを想定外の終了に導いた「ターミネーター4/サルベーション」(2009年)の失敗と、同映画の撮影時のスキャンダルなどで、いささか失速した感のあるクリスチャン・ベールがいずれ、シリーズ最終作となる“続・ダークナイト”の「バットマン3」で復活するのは決定的ですが、それ以外にも意欲的な作品に主演することになるようです…!!


Pajiba.com の独占スクープによれば、歴史的大ヒットの「バットマン」シリーズのほか、「アメリカン・サイコ」(2000年)や、「マシニスト」(2004年)といったカルト的な作品、また、傑作ウエスタン「3時10分、決断のとき」(2007年)などで人気のガン=カタの名手クリスチャン・ベールが、「ウォッチメン」(2009年)のザック・スナイダー監督の原案を映画化する「ザ・ラスト・フォトグラフ」に主演が決定した…!!とのことです。

その「ザ・ラスト・フォトグラフ」とは、どういう作品か…?!と言うと、ザック・スナイダー監督が「300」で大ヒットをモノにした2007年に立ち上げた企画で、同スパルタン映画の脚本を一緒に執筆したカート・ジョンスタッドが、ザック・スナイダー監督のオリジナル・アイディアをシナリオの形にまとめました。
物語の詳細は不明で、“ある1枚のとても重要な写真をめぐって、ふたりの男が戦争で引き裂かれたアフガニスタンを旅することになる…”としか、プロット・ラインが伝えられていませんが、企画開発を進めているワーナー・ブラザースは、この「ザ・ラスト・フォトグラフ」のプロジェクトに重きを置いていて、昨2009年春には、浅野忠信が主演した「モンゴル」のセルゲイ・ボドロフ監督を起用したことを発表しています。


しかしながら、セルゲイ・ボドロフ監督は構想を上手く、まとめきれなかったのか?!、現在では同監督の代わりに、「ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女」(2009年)のニールス・アルデン・オプレヴ監督の名前が筆頭候補に上がっているそうですが、これについてはまだ裏付けがとられていません。

いずれにしろ、クリスチャン・ベールの主演が決定したとなれば、過去3年あまりに渡って、宙に浮いてきたような「ザ・ラスト・フォトグラフ」の企画も、いよいよ現実に動き出すことに期待を傾けられますが、気になる点としては、クリスチャン・ベールは今秋からテレンス・マリック監督(「シン・レッド・ライン」1998年)の新作の撮影を始める予定ですし、来春には、いよいよ「続・ダークナイト」の撮影が控えています。となれば、クリスチャン・ベールはいつ?!、「ザ・ラスト・フォトグラフ」の撮影を行えばよいのか?!という疑問が浮上するのですが、ま、クリスチャン・ベールは年末年始も休みなく映画を撮り続ければいいんだ!!との乱暴な願いを込めて、続報を待つことにしましょう。
クリスチャン・ベールとザック・スナイダー監督がチームを組み、「ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女」の監督がからむとなれば、「ザ・ラスト・フォトグラフ」は今後、映画ファンの方にとって、かなり気になる新作となりそうですね…!!



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