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「ラバー」はロバートというタイヤの物語です。ロバートは人間の手によって焼き払われ、大量虐殺された自分と同じタイヤたちの山のような亡骸を見て、報復を決意し、人間の頭をパンクしたタイヤのように破裂させることにしました…。





映画ジャーナリズムなんて、二の次!!、映画はおもしろければ、それでいいんだ!!がポリシーのジャンル系映画サイト QUIET EARTH が紹介してくれた、来週水曜日(5月12日)から開催される第63回カンヌ国際映画祭批評家週間で世界初公開される、クエンティン・デュピュウ監督の最新作「ラバー」の予告編です…!!
Quentin Dupieux の Dupieux は、どうカタカナにすればいいか、よくわからないのですが、つまり、エレクトロ系のミュージシャンで、音楽プロデューサーのミスター・オワゾのことやん!!…ですね!!
なので、ややこしいので、オワゾ監督としておきますが、カリフォルニアの砂漠地帯を舞台にした新作の「ラバー」は冒頭に記したようなプロットで、どうやら、キラータイヤは霊感か?!、超能力か?!、不思議な力を持つミステリアスな若い女性に操られているようなのですが…、う~ん…、この短い予告編では、ちっとも内容がピンときません。
しかし、何だか怪しい、一見に値するカルト系トンデモ・ホラーのようなので、とりあえず、紹介しておきました。


オワゾ監督は“新作の…”と書いたように、これまでにも…、主人公の俳優が目覚めたら、そこは映画の撮影現場で、スタッフが事故で死んでも、撮影は続く…という「ノンフィルム」(“Nonfilm”2001年)や、美容整形のフェイスリフティングが大流行で、誰も彼もみんな、フェイスリフティングしている!!という近未来を描いたSFコメディ「ステイク」(“Steak”2007年)などを発表しています。


タイヤVSパトカー?!

果たして、この「ラバー」が今秋9月公開予定の本国フランス以外で観られるのか?!は不明ですが、とりあえず、クレイジーな映画は覚えておくことにしましょう…!!



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