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昨日(5月12日)から始まった第63回カンヌ国際映画祭の審査委員長が、怪獣映画を作るかもしれません…!!


Deadline のマイク・フレミングによれば、スピルバーグ監督のドリームワークスが、プライベート・プレス社が発売するボードゲーム「モンスターポカリプス」の映画化権を取得し、3D映画「アリス・イン・ワンダーランド」(公開中)を大ヒットさせたティム・バートン監督に、“クリエイティヴ・カタリスト”を依頼した…!!とのことです。
“creative catalyst”とは…、カタリストは“触媒”の意味なので、つまりは、小説や、コミックのように、特定のストーリーがあるわけではないボードゲームを、どのように映画化すれば、最も有効か?!、その企画開発をティム・バートン監督にお願いした…!!と、マイクは言いたいわけで、平たく言えば、ティム・バートン監督が「モンポカ」のプロデューサーを依頼された…!!ということですね。

ゲームのマニアは、そのように「モンポカ」と省略形で語る「モンスターポカリプス」は名前の通りに、巨大モンスターの怪獣が都市を襲うボードゲームで、詳しい遊び方のルールを知りたい人は、ココココをご覧いただくとして、ひと言で言えば、プレイヤーは相手のコマの怪獣を倒せば勝ちとなるそうです。
この「モンスターポカリプス」には様々なバージョンがあり、世界観が拡大を続けていて、巨大怪獣と対決するウルトラマンのような巨大ヒーローや、巨大ロボットのキャラクターも登場するので、映画化の選択肢の幅は広く、「ゴジラ」シリーズや、「クローバーフィールド」(2008年)のような怪獣映画のパニック・ムービーを目指すのか、それとも、巨大ヒーローや、巨大ロボットが怪獣と戦うバトル・ムービーを検討するのか?!、ティム・バートン監督の着眼点が注目されることになりますが、いずれにしろ、何対もの怪獣が大暴れする、かなり派手な映画になりそうですね。




ドリーム・ワークスの「モンスターポカリプス」映画化プロジェクトは今のところ、プライベート・プレス社の共同創業者で、ゲーム・クリエイターのマット・ウィルソンが、プロデューサーのひとりとして参加することが決まっているだけで、実際の着手は、ティム・バートン監督がクリエイティヴ・カタリストに就任後、進められることになりそうです。


ドリームワークスとしては、あわよくば、ティム・バートン監督にメガホンをとってもらいたいはずですが、同監督は次回作として、およそ2年前の2008年6月にココでお知らせした、1960年代に人気を博したゴシック・ホラーのテレビドラマ「ダーク・シャドウズ」を、ジョニー・デップ主演でリメイクする映画化の撮影を、今年2010年後半に予定していますから、「モンポカ」は早くとも、その次…ということになり、急速にプロジェクトが進展することはなさそうです。
しかし、ダーク・ファンタジーの鬼才ティム・バートン監督が怪獣映画を作ったら、どうなるのか?!、とても興味深い企画なので、ちょっと気にしておきましょう…!!
まさか、ジョニデがウルトラマンのような巨大ヒーローに変身することはないと思いますが…!!



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