************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


「猿の惑星」シリーズ最新作「シーザー」について、“実際に映画になるのは数年先になると思いますが…”と、CIAでお伝えしたのは、おととし2008年12月はじめのことでしたから、もし、このニュースが真実なら、クランクインまで2年もかかっていないことになり、思ってたより早い気もするのですが、中には当然、遅すぎるよ…ッ!!とお怒りのファンの方もいるはずで…、そうした「猿の惑星」マニアのみなさんの期待が今度こそ、裏切られなければいいのですが…ッ!!


映画やテレビドラマの製作ニュースを伝えるプロダクション・ウイークリーがツイートしちゃったところによれば…、

“20世紀FOXが「猿の惑星」(1968年)の前日譚となるプリクエールの新作「シーザー」の製作拠点のオフィスを、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のバーナビーにあるマンモス・スタジオ内にかまえた。今夏7月半ばの撮影開始を目指して、準備が進められる。”

…とのことで、全米大ヒットのディズニー映画「アリス・イン・ワンダーランド」が来週末の4月17日(土)から日本公開になるティム・バートン監督のフィルモグラフィーの中では、一般的に失敗作として位置づけられている「PLANET OF THE APES 猿の惑星」(2001年)の借りを返すべく、同映画をはじめ「猿の惑星」シリーズを製作する20世紀FOXが企画を暖めてきた最新作「シーザー」については、冒頭に記したように、おととし2008年12月に、「マイノリティ・リポート」(2002年)の脚本家として知られる、「ルックアウト/見張り」(2007年)の監督であるスコット・フランクがプロジェクトを進めていることをお伝えしました。
しかしながら、どういった理由でか?!は不明ですが、今年2010年1月に、そのスコット・フランク監督が、「シーザー」のプロジェクトを降板してしまったことを…、20世紀FOXとは犬猿の仲で、プレス試写にも呼んでもらえないのに、なぜか?!、この「猿の惑星」プロジェクトについて、業界内で最も詳しい映画ジャーナリストのデヴィン・ファラチが、スコット・フランク監督に取材し、先の「シーザー」の詳細を知らせてくれた者の責任として報告してくれました。

その後、先月3月の上旬に、Deadline New York のマイク・フレミングが、スコット・フランク監督に代わって、「猿の惑星」シリーズの最新作に、ルパート・ワイアット監督が起用され、ピーター・ハイアムズ監督の「レリック」(1997年)や、レベッカ・デモーネイが主演したサイコ・スリラー「ゆりかごを揺らす手」(1991年)などのシナリオを執筆したリック・ジャッファとアマンダ・シルヴァーによる脚本が採用されることを伝えてくれましたが、実際のところ、いつから撮影が始まるのか?!までは、マイクにもわかっていませんでした。
よって、前述のプロダクション・ウイークリーのスクープは、これらの「シーザー」に関する未確認情報の続報ということになるのですが…。
いずれも20世紀FOXからのオフィシャルなアナウンスメントではないので、どこまで信じていいのか?!は、あやふやです。ただし、そもそもスコット・フランク監督が「猿の惑星」の前日譚を手がけている…ッ!!と、一番最初にスッパ抜いてくれたのは、プロダクション・ウイークリーでしたから、この件に関しては確かな情報ソースがあるのかもしれません。
ところで、その今夏から撮影がスタートするかもしれない「猿の惑星」最新作「シーザー」の監督に起用されたルパート・ワイアットですが、その見慣れない名前に、誰やねん…?!と、頭をひねっている人も多いかもしれません。
でも、メチャクチャ記憶力のいいCIAリーダーの方は、ブライアン・コックスが主演した脱獄映画の傑作「エスケーピスト」(2008年)の監督か…ッ!!と、ほぼ1年前の2009年4月6日に、ココで紹介したのを覚えていてくれたかも…?!


「猿の惑星」シリーズ最新作「シーザー/ライズ・オブ・エイプス」は、その題名からして、シリーズのファンの人にはピンとくるように、シリーズ第4弾「猿の惑星・征服」(1973年)に登場し、猿と人間の立場が逆転するキッカケのおサルさん革命を率いたリーダーのキャラクター、シーザーからインスパイアされたストーリーで、アルツハイマー病予防の遺伝子治療の研究中に知能の高い猿が誕生してしまい、人間の覇権が脅かされることになる…といった内容だと憶測されています。

オリジナルの「猿の惑星」(1968年)の特殊メイクの様子。担当したのは、ご存知、ジョン・チェンバース!!

「アバター」(2009年)で大成功の20世紀FOXだけに、同映画のテクノロジーが新しい「猿の惑星」に活用されるのは間違いないでしょうから、「PLANET OF THE APES 猿の惑星」の特殊メイクを担当したリック・ベイカーにお声がかかることはないのかもしれません…。そして、もちろん、猿たちが3Dであるのは疑いの余地がありませんね…ッ!!

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