あのマンガ本屋のおにいちゃんが、晴れて長編映画の監督としてデビューすることになりました…！！

AICN の映画ジャーナリスト、クイントが伝えてくれたところによれば…、「グラインドハウス」(2007年)のプロモーション企画として、ロバート・ロドリゲス監督が、サウス・バイ・サウス・ウエスト映画祭で行ったフェイク予告編コンテストで大賞に選ばれた「ホーボー・ウィズ・ショットガン」(↓)が長編映画化されることになり、同予告編を出品したカナダ人のインディーズのフィルムメイカー、ジェイソン・アイズナーさんが、カナダでは今日となる4月19日(月)から撮影を開始し、ついに長編映画の監督としてデビューすることになりました…！！
ふだんはマンガ本屋で働いていたジェイソンさんについては、やはり、グラインドハウス・タッチの30秒間の鮮烈なショートショートフィルム「通知表」や、クリスマスだからって浮かれて、木とか伐採してんじゃねえよ…ッ！！と、クリスマス・ツリーたちが人間に復讐を遂げる短編のホラー映画「ツリーベンジ」などを、過去に紹介してきたので(↓関連記事参照)、常連のCIAリーダーの方はよくご存知で、応援してくれていたと思います。
そんなジェイソン・アイズナーさんの映画監督デビューという朗報は、さらにまた、うれしいことに、「ホーボー・ウィズ・ショットガン」の長編映画化にあたって、主人公のショットガンを携えた浮浪者のアンチ・ヒーローを、あのルトガー・ハウアーが演じてくれるそうで、「ブレードランナー」(1982年)や、「ヒッチャー」(1986年)のような、狂って、ぶちキレたルトガー・ハウアーが帰ってくることになりそうです…！！
ルトガー・ハウアーに主役を譲った、オリジナルのフェイク予告編のホーボー＝デヴィッド・ブラントも、長編版に警官の役で登場するそうなので、もしかすると、ルトガー・ハウアーと撃ち合って、戦うのかもしれませんね…！！




このグラインドハウス系映画の最新作「ホーボー・ウィズ・ショットガン」の製作に関する詳細は不明ですが、ジェイソン・アイズナー監督は来年2011年初頭には完成させたいとのことなので、もしかすると、そもそもの出発点であるサウス・バイ・サウス・ウエスト映画祭でプレミア上映するべく、同映画祭の3月開催に間に合わせたいのかもしれません。
新しい才能のジェイソン・アイズナー監督を発掘したロバート・ロドリゲス監督自身が、「グラインドハウス」のフェイク予告編として発表した「マチェーテ」の長編映画版の9月3日全米公開も決定しましたし、今秋から来年にかけて、また、そこかしこで「グラインドハウス」という言葉を見聞きすることになりそうです…！！

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