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この間、「シャーロック・ホームズ」の吹き替え版を観てきました。ホームズことロバート・ダウニー・Jrの吹き替えを担当していたのは、「アイアンマン」(2008年)でもロバート・ダウニー・Jrの声を担当していた藤原啓治さんでした。



藤原さんは「インクレディブル・ハルク」(2008年)でロバート・ダウニー・Jrの吹き替えを担当したのを皮切りに、「アイアンマン」、「路上のソリスト」(2009年)を経て、「シャーロック・ホームズ」で4作めになるわけですが、6月11日(金)公開の「アイアンマン2」でも間違いなく担当することになるでしょうから、今年中には5作になります。

また、「アイアンマン」シリーズで吹き替えを担当したということは、当然ながらロバート・ダウニー・Jrが出演する「アベンジャーズ」、「キャプテン・アメリカ」、「ソウ」でも、ロバート・ダウニー・Jrがカメオ出演すれば担当するでしょうし、「シャーロック・ホームズ」の2作目でも続役するでしょうから、当面の間、ロバート・ダウニー・Jrの吹き替え専門声優さんと言っても過言ではないのではないでしょうか(地上波で放送された際には変わる可能性は十分有り得ますが)。

僕としては、藤原さんがロバート・ダウニー・Jrを担当するのは大歓迎ですね。藤原さんの声って、ちょっとした苦味があって、それがロバート・ダウニー・Jrの顔にマッチしていますし、軽妙と重厚の演技を使い分けるのに長けている点でもピッタリだと思います。



藤原さんについてちょっと書きますと、アニメでは、「クレヨンしんちゃん」の野原ひろしが一番有名で、吹き替えでは「ウォッチメン」(2009年)でのDr・マンハッタンを担当したりしていますが、なんといっても注目なのは「ダークナイト」(2008年)ではジョーカーの吹き替えです。
そう、藤原さんは2008年に大ヒットしたアメコミ2作の主役(「ダークナイト」の主役って、ジョーカーですよね?)の吹き替えを担当していて、しかも、マーベルではヒーローを、DCではヴィランとコミック出版社によって、正反対の役柄になっている辺りがなんとも数奇といいますか、凄いことだと思いませんか?!


余談ですが、「シャーロック・ホームズ」にて、ワトスンことジュード・ロウを演じてたのは、「スター・ウォーズ」新3部作でオビワンことユアン・マクレガーを担当していた森川智之さんで、注目はモリアーティー教授の声を土師孝之さんが担当していたこと。
土師さんは、「アイアンマン」でオバディアことジェフ・ブリッジスの声を担当していて、第2作でもモリアーティー教授を演じれば、藤原さんとは「アイアンマン」からのリターンマッチということになりますね。
最後に…、声の演技のできない俳優や芸人の関わっていない吹き替えは素晴らしいですね。by Mr・サンスター

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