イギリスで最も売れている新聞のテレグラフによれば、先週末の3月12日(金曜日)から始まった科学技術週間の催しとして、英国内の小中の学童1,000人を対象に行ったテストの結果、10人にひとりの子どもたちが、ディズニー・ピクサーの人気CGアニメ「トイ・ストーリー」シリーズの主人公のひとりである宇宙飛行士のおもちゃ、バズ・ライトイヤーを、人類で初めて月に行った人物とカン違いしているそうです…！！




正解はもちろん、1969年に月に人類の第1歩を記したニール・アームストロング船長なわけですが、アニメのキャラクターの名前は、そのアームストロング船長に名誉ある第1歩を譲り、自らは月に降り立ったふたりめの人類の栄光に甘んじた宇宙飛行士バズ・オルドリンに由来しているので、まぁ、あながち、大きな誤解ではないのかもしれません。
しかし、中にはマーク・ハミルが演じた「スター・ウォーズ」の主人公ルーク・スカイウォーカーを、人類で初めて月を歩いた人だと信じている子らもいたそうです。映画が誤った科学の認識を与えてしまっているのか？！、それとも、学校や家庭での科学の教育が今だ不充分なのか？！と疑問視される結果なわけですが、11歳から15歳の子どもたちの約7割が将来、アカデミー賞を獲ってみたいと思うのに対し、ノーベル科学賞を目指したい子どもたちは、その半分に満たない33％だったそうなので、やはり、映画が子どもらに与えている影響は小さくないようですね。
初めて月に行った人類の代表であるバズ・ライトイヤーが約10年ぶりにスクリーンに帰ってきたシリーズ最新作「トイ・ストーリー3」は、6月18日全米公開！！、日本では7月10日(土)から全国ロードショーです！！

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