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今が旬の女優キャリー・マリガンは、ちょっとクラシックな雰囲気もあるので、こういう描かれ方も似合いますね…!!




1940年代のコミックや、50年代から60年代にかけての広告のほか、ロシアン・アヴァンギャルドのスタイルを取り入れたレトロ・モダンなタッチが特徴的なグラフィック・デザイナー/イラストレーターのトラヴィス・コバーンが、今週の日曜日(21日)に行われたオレンジ英国アカデミー賞のために描いた最優秀作品賞にノミネートされた5作品のポスターです…!!、そもそも1961年を舞台とし、映画自体がレトロ・モダンなトップの「エデュケーション(17歳の肖像)」(4月17日公開)が、そのままピタリとトラヴィス・コバーンの作風にハマッているのは納得としても、「アップ・イン・ジ・エアー」(↑)のジョージ・クルーニーも完璧で、背景の飛行機の処理の仕方など、あぁ…、こういう描き方があるのか…と、テーマを自分の世界に取り込むトラヴィス・コバーンのテクニックに、デザインを勉強されている学生の方などは大いに参考になるのではないでしょうか。「アバター」(↓)も50年代の空想科学映画風で、赤と青のセロファンをレンズにしたメガネをかけて観る昔の3D映画になってしまったようです…!!



↑ 「プレシャス/ベースド・オン・ザ・ノベル“プッシュ”バイ・サファイア」(4月公開)も、ガボレイ・シディベのイヤリングのハートが、さりげなく裂けてしまっているところが、映画の内容を端的に表していて、お見事…!!


オレンジ映画アカデミー賞が今年2010年の第63回の最優秀作品賞に選んだのは、この(↑)キャスリーン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」でした!!(3月6日公開)、最優秀監督賞も同時に受賞しています!!
どうも、本家?!のハリウッドのアカデミー賞は一般にポピュラーな「アバター」を最優秀作品とし、最優秀監督賞をキャスリーン・ビグローにすることで、バランスをとるのでは…?!と予想されていますが、果たして、結果は来月3月7日(日本は8日)までわかりません。しかし、トラヴィス・コバーンは依頼してきたのがオレンジ英国アカデミー賞でよかったですね。ハリウッドの方だったら、倍の10枚を描かなければならないとこでした…!!、でも、トラヴィス・コバーンがデザインした「イングロリアス・バスターズ」のポスターが観たかったですけど…!!
気に入ったポスターがあった人は、自分の好みをコメントに記しておいてください。
ちなみにオレンジ英国アカデミー賞の“オレンジ”はネーミング・ライツを買って、賞のスポンサーになっているイギリスの電話通信会社の名前です。




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