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ティム・バートン監督の幻の「スーパーマン」で、スーパーマンになり損ねた大根役者のニック・ケイジが、バットマン?!になろうとメイク中です…ッ!!  → 







嫁さんのアンジェリーナ・ジョリーの大ヒット殺し屋映画「ウォンテッド」(2008年)の原作者マーク・ミラーの人気コミックを、ダンナのブラッド・ピットがプロデューサーとして参加し、自主製作したウルトラ・バイオレンス・シリーズ第2弾のコミック・ヒーロー映画「キック・アス」がリリースした、ストーリーの流れに焦点があてられた新しい予告編です…ッ!!
すでに観た映画ジャーナリストの多くが、娯楽映画として満点のありえない最高評価をつけている本作でのユーモアに満ちたアクション演出の手腕と、イギリス人であることから、007シリーズ第23弾の次回作に絶対、起用すべきだ…ッ!!と待望されていたのに、その座をアクション映画には、たぶん不向きなサム・メンデス監督に奪われてしまったマシュー・ヴォーン監督の「キック・アス」のヒーロー、キック・アスは、「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日」(2008年)が、過激な格闘でボコボコの血まみれの毎日に変わってしまったアーロン・ジョンソン。
そのアーロン・ジョンソンのパートナーとして、ある秘密を隠し持ちながら、ヒーローの「ぼくたちの奉仕活動」に励むレッド・ミストは、マクロヴィン・フォーゲルことクリストファー・ミンツ=プラッセ。そして、11歳の殺し屋ロリータのヒットガールはもちろん…、ヴァンパイア映画史上の最高傑作と言われるスウェーデン映画「レット・ザ・ライト・ワン・イン」(2008年)をリメイクした話題作「レット・ミー・イン」(監督は「クローバーフィールド」のマット・リーヴス)の全米公開が今秋10月1日に決まり、さらに注目を集めている美少女子役のクロエ・モレッツちゃん12歳。
で、クロエ・モレッツちゃんを容赦ない教育で、女の子なのに平気で「ファOク!!」とか言うニンジャ・アサシンに育てたバカ親父は、どんな映画にも臆せずに出る演技への自信が、時にアダとなって墓穴を掘り、大根役者となってしまうニコラス・ケイジ。また、この新しい予告編で初めて登場した悪役のフランク・ディアミコは、やっぱり、悪役を演じてロバート・ダウニー・Jrの名探偵と対決した「シャーロック・ホームズ」が全米で猛烈な観客動員なのに、それよりも「アバター」が世界中でミラクル大ヒットなので話題にされない、気の毒なマーク・ストロングです。



斬新な切り口のコミックを発表し続けるマーク・ミラーがクリエイトした平凡な少年が、“コミック・ブックはまちがっている…、スーパーヒーローになるのに超能力はいらない…”と語っている「キック・アス」の、では、だったら、スーパーヒーローになるには何が必要なのか?!、答えが全米で示されるのは今春4月16日ですが、それに先がけ、3月12日から20日にかけて、テキサスのオースティンで行われるサウス・バイ・サウスウエスト・フィルム・コンフェレンス・アンド・フェスティバルで、ヒットガールが初めて公けのスクリーンに流血をしたたらせる予定です…ッ!!



(※2010年公開映画の中でも、飛び切り注目の悪ふざけな「キック・アス」の過去の情報は、サイドバーのカテゴリから、「キック・アス」を選んでください)

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