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ちょうど1週間前の8日(火)にお伝えしたメル・ギブソン監督の謎の最新作の続報です…ッ!! → 





メル・ギブソンが監督としての前作「アポカリプト」(2006年)を撮影したメキシコ・ベラクルス州の知事フィデル・エレラ・ベルトランが発した“友人のメル・ギブソンがイグナシオ・アジェンデ刑務所で映画を撮影する…”とのコメントから、その存在が明らかとなった、メル・ギブソンが極秘裏に進めていた新作映画のプロジェクトについて、映画のフェイク・ニュースを毎日更新?!で信頼を失い、ついに閲覧有料化の道をたどった Variety が新たに伝えたところによれば、クリストファー・ノーラン監督のSFアクション大作「インセプション」(2010年7月日米公開)の撮影が終了したばかりのレオナルド・ディカプリオが主演し、気になる映画の内容は“ヴァイキング”をテーマにしたものだそうです。
ヴァイキングと言えば、9世紀前後に北欧スカンジナビアから出現した海賊船団なわけで、それがメキシコの刑務所とどう関係するのか?!、よくわかりませんが、とりあえず、今のところ、わかっているのはメル・ギブソン監督の新作はヴァイキングの映画…ということだけです。
 Variety のマイケル・フレミング記者によれば、このレオナルド・ディカプリオが主演するヴァイキング映画の脚本を執筆したのは、「ディパーテッド」(2006年)でアカデミー賞最優秀脚色賞を受賞し、「ボディ・オブ・ライズ」(2008年)も担当した、レオからは全幅の信頼を置かれているウィリアム・モナハンで、本格的な撮影は来年2010年秋から始まる…と伝えています。
ウィリアム・モナハンは、リドリー・スコット監督の「キングダム・オブ・ヘブン」(2005年)で、中世の十字軍をテーマにしていたので、謎のヴァイキング映画も同じ歴史ものとして、似たような作品になるのかな…?!とも連想しますが、メル・ギブソンが監督するとなれば、また独特のリアリズムを徹底的に追求することは間違いなく、容易にその内容は予想できませんね…。
なお、ヴァイキングを題材にした映画としては、最近ではロバート・ゼメキス監督の「ベオウルフ/呪われし勇者」(2007年)や、そのロバート・ゼメキス監督に「ベオウルフ」の企画をパクられたハワード・マケイン監督の逆襲映画のヴァイキングVSエイリアンのSFアクション「アウトランダー」(2008年)、また、マーカス・ニスペル監督の「パスファインダー」(2007年/邦題「レジェンド・オブ・ウォーリアー/反逆の勇者」)などがありましたが、ヴァイキング映画が大ヒットした試しはあまりなく、メル・ギブソン監督がこの謎のヴァイキング映画を成功させれば、ハリウッドは新たなジャンル映画のヒーローとして、ヴァイキングを獲得することができるのかもしれません…?!

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