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パラノーマル・アクティビティ-オリジナルエンディング

UPDATE2: パラマウントさん、すいません!!、動画を復活しました…!!

UPDATE: すいません!!、パラマウントが動画を削除しちゃいました…!!

ついに全米映画興行の頂点に立った製作費=約1万5,000ドル(約137万円)の超低予算自主製作ホラー「パラノーマル・アクティビティ」の“スティーヴン・スピルバーグ監督版”ではない、オレン・ペリ監督のオリジナル・エンディングですが…、全米大ヒット公開中の劇場版=スピルバーグ監督版?!も似て非なる終わり方なので、ネタバレはお断りッ!!という方は観ないでください…!!






今月10月第2週の全米映画ボックスオフィスBEST10で記したように、結末がふたつある「パラノーマル・アクティビティ」の本来のオリジナルの終わり方です!!
幼い頃から自分は祟られていると信じているケイティと、ボーイフレンドのミカのカップルが、ケイティにとり憑き、彼らの家に入り込んだ霊の正体を探ろうとセットしたビデオカメラが写し撮った恐ろしい現象を、観客が目の当たりにすることになる本作の、現在、全米の映画館で観られているバージョンは、上 ↑ の結末とは異なり、続編の可能性を含んだ終わり方をしています。
その劇場版のエンディングは、本当か?!、どうか?!、真偽は定かではありませんが、本作に目をつけ、リメイク権を取得し、パラマウント映画に売り込んだドリームワークスのスピルバーグ監督のアイディアにより、新たに撮り直しさせられたものだと言われています。どちらの終わり方がよかったのか?!、観る人により評価はマチマチでしょうが、とりあえず、劇場版と比較できるように、オリジナルのクライマックスもご覧になってみてください…!!
この「パラノーマル・アクティビティ」の大成功により、一躍、ハリウッドの桧舞台に躍り出た無名の素人オレン・ペリ監督ですが、次回作として、予算を約500万ドル弱と大幅にアップし、ユタ州で撮影しているSFモッキュメンタリー「エリア51」が、早くも暗礁に乗り上げつつあることを、ニューヨーク・タイムズが報じました。
その内容は一切、極秘ながら、アメリカ映画としては、やっぱり超低予算で作られている「エリア51」ですが、「パラノーマル・アクティビティ」で大儲けのパラマウント映画がオレン・ペリ監督の新作には興味がないことを広報担当者が明らかにしたほか、オレン・ペリ監督を発掘したドリームワークスも関心を示しておらず、また、素人の自家製ホラー映画の思いがけない大ヒットのブームで、稼ぎ頭の人気シリーズ「ソウ」の最新作「SAW Ⅵ」の観客を奪われ、辛酸を舐めさせられたライオンズ・ゲート、さらには、オーバーチュア・フィルムズも、「エリア51」を配給する考えは、今のところ、なさそうだとのことです。ただし、ワーナー・ブラザース、ソニー・ピクチャーズ、ユニバーサル映画、20世紀FOXは、ニューヨーク・タイムズの取材にコメントを差し控え、慎重な模様眺めの構えのようです。
パラマウント映画は、「パラノーマル・アクティビティ」を約30万ドルで手に入れましたが、「エリア51」の買い付け価格は、少なくとも1,000万ドルはするであろうことから、ド素人のオレン・ペリ監督の新作に、そこまでの価値があるのか?!、目利きのバイヤーたちもその鑑定に戸惑い、あくまでも「エリア51」が完成して、実際に映画を観てから、判断を下すしかない…といったところのようですね。
今から10年前の1999年に似たようなブームを巻き起こしたド素人の自主製作ホラー「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は、わずか6万ドルの製作費に対し、アメリカ国内だけで約1億4,053万ドルを売り上げ、全世界のトータルでは約2億4,863万ドルの驚異的な大ヒットになりましたが、その翌2000年に公開された続編「ブレアウィッチ2」は、倍以上の製作費=約1,500万ドルを使いながら、売り上げは国内で約2643万ドル、全世界では約4,773万ドルと、第1作めとは比べ物にならないぐらい、注目を集めることができませんでした…。
そうした前例を考慮すると、オレン・ペリ監督の次回作に疑問符がついてしまうのはやむを得ませんが、パラマウント映画が企画している「パラノーマル・アクティビティ」の続編「パラノーマル2」も、果たして、本当に作る価値があるのか?!は、かなり怪しいと言えそうです…。
オレン・ペリ監督が一発屋で終わってしまうのか?!、それとも低予算でヒット作を作り出すハリウッドの救世主となるのか?!、「エリア51」の完成を楽しみに待ちましょう…!!




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