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ザ・フォース・カインド-ミラ・ジョヴォヴィッチ

先週末に全米公開されたトロピカル・スリラー「パーフェクト・ゲートウェイ」がパーフェクトにコケてしまったミラ・ジョヴォヴィッチが主演する、日本テレビのかつての名物番組「木曜スペシャル」でワクワクさせられた矢追純一UFOシリーズの再現VTRみたいな映画の予告編です…!!






ユニバーサル映画が全米配給するミラ・ジョヴォヴィッチ主演のSFモッキュメンタリー?!の最新作「ザ・フォース・カインド(第4種接近遭遇)」の予告編を、SCIFIWIRE がイチ早く独占公開してくれたので、ご覧ください…!!
第4種接近遭遇??と言われれば…、おいおい、まさか、スピルバーグ監督の名作SF映画「未知との遭遇」(1977年)で描かれた第3種接近遭遇の続きかよ…ッ?!という感じですが、本作は、実在の心理学者アビゲイル・タイラー博士の奇妙な体験を映画化したものです。が、まず、そもそも第3種やら、第4種とかの“接近遭遇”は何やねん?!ということですが、これはアメリカ空軍でUFO研究を行い、先の映画「未知との遭遇」の監修もつとめたアレン・ハイネック博士が1972年に自著の中で、UFO事件の事例をカテゴライズした分類のことです。第1種はUFOの目撃、第2種は熱や電磁波を感知したり、動物がおびえる、時間が狂うなど、UFOからの実際的な影響を被ること、そして、第3種はUFOの乗組員、つまり、エイリアン?!との接触を指し、第4種は、いわゆる、“エイリアン・アブダクト”として、UFOに拉致されたり、エイリアンに人体実験を施されることなどです。
…てことは要するにエイリアン・アブダクトの実態を描いた本作の内容は、アラスカで1960年代より多発し、地元のFBIも手を焼いていた、住民が行方不明になる蒸発事件について、心にトラウマを抱える患者の治療にあたっていた心理学者アビゲイル・タイラー博士が偶然、事件の真相をUFOによる拉致誘拐だ…ッ!!と探り当ててしまった実話を元にしています。
上 ↑ の予告編では、その実話の映画化をことさら主張するように、ミラ・ジョヴォヴィッチが冒頭で本人として登場し、自分が演じているアビゲイル・タイラー博士は実在の人物で、映画の場面はタイラー博士が調査のため収録した実際のビデオ映像の再現ドラマであることを説明して、その生のビデオ映像と映画の本編映像を交互に映し出して、この映画がデッチ上げのフィクションではないことを証明していますが…、ちょっと胡散くさい演出ですよね…?!(笑)
果たして、アビゲイル・タイラー博士が突き止めたエイリアン・アブダクトの衝撃的な真相とはどういうものか?!、大変、気になるところですが…、まぁ、矢追純一さんのUFOスペシャル番組も途中までは、やたら盛り上がって、興味津々で興奮させられてしまうのに、結局、いつも最後は確信的な事実の証明にまで及ばず、腰砕けになってしまうので、この「ザ・フォース・カインド(第4種接近遭遇)」もそうではないことを祈りますが…。ただし、本作の監督は、洞窟ホラーの傑作「ディセント」(2005年)の二番煎じのパクリ映画として不評のDVDスルー映画「ザ・ケイヴ」(2005年)を作ったオラントゥンデ・オスサンミなので、あまり期待はできそうにないかもしれません…。

ザ・フォース・カインド-ミラ・ジョヴォヴィッチ-2

ミラ・ジョヴォヴィッチがUFO事件の謎を解明するSFモッキュメンタリー?!の最新作「ザ・フォース・カインド(第4種接近遭遇)」は、アメリカでは11月6日公開!!、日本ではワーナー・ブラザースの配給により、12月23日(水曜日)の祝日から全国ロードショーの予定です!!




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