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ディズニー・マーベル


カリフォルニア州バーバンクに本社を置くウォルト・ディズニー・カンパニーが現地8月31日付けで発表したプレス・リリースによれば、マーベル・エンタテインメントをキャッシュと株を組み合わせた総額約40億ドル(約3,720億円)で買収することで両社が合意に達したそうです!!、スパイダーマンもアイアンマンも、X-MENも超人ハルクも、キャプテン・アメリカもみ~んなミッキーマウスのお友だちになってしまいました…!!



ウォルト・ディズニー・カンパニーの発表を受け、ニューヨーク・タイムズをはじめ、ウォール・ストリート・ジャーナルなど全米の各メディアが一斉に伝えたところによれば、キャッシュと株を組み合わせた総額約40億ドル(約3,720億円)という、ディズニーにとっては近年最大の企業買収によって、マーベル・エンタテインメントを傘下のブランドとしておさめ、スパイダーマンや、アイアンマンといった人気のコミック・キャラクター約5,000種以上のライセンスをディズニーが管理することになったそうです。
マーベル・エンタテインメントのCEO、アイク・パルムッター氏は、“ディズニーはマーベルの人気キャラクターたちにとって、この上ないより所であり、全世界に拡がるディズニーのネットワークを通じ、今後さらなるコンテンツの創造と、ライセンス・ビジネスの活発化がのぞまれるでしょう…”といったコメントを発表し、マーベルにとって、ディズニーが持つライセンス・ビジネスのノウハウと市場流通力が、今回の買収合意の身売りに到った大きな魅力であったことを示しました。
一方、ディズニーのCEO、ロバート・A・アイガー氏は、“アイク・パルムッター氏と彼のチームは、マーベルの持つ資産を育て上げることに目覚しい業績を発揮し、多大な価値を生み出してきた。私たちはよろこんで、そうした才能と偉大な財産をディズニーに迎え入れたい”と述べ、マーベルのヒーローたちが夢と魔法のおとぎの王国に帰化することで、これまで主に児童や女性向けであったディズニーのキャラクター・ビジネスが、少年から成人男子までをも取り込んだ、購買層の拡大を計れるメリットを明らかにしています。
マーベルのビジネスは今後も引き続き、アイク・パルムッター氏の監督下に置かれるようですが、キャラクターのライセンスのみならず、コミックの出版・映画の製作など、それらの管理・支配権はディズニーのものとなるため、現在はソニー・ピクチャーズが製作・配給している「スパイダーマン」シリーズや、パラマウント映画が配給する「アイアンマン」シリーズ、また、20世紀FOX製作・配給の「X-MEN」シリーズなど、マーベルの人気コミック・ヒーロー映画の行く末はどうなるのか?!、将来はすべてディズニー映画になってしまうのか…?!といった当然の疑問に、ハリウッドおよび映画ファンの関心が寄せられています…。が、まぁ、現状で進められている映画シリーズが即座にディズニーに鞍替えすることはないでしょうが、いずれにしろ、ソニーもパラマウントも20世紀FOXも映画をヒットさせればさせるほど、ライバルのディズニーを儲けさせることになってしまいますね…。
傘下のブランドとして、ピクサーばかりか、宮崎駿監督のスタジオ・ジブリに、スピルバーグ監督のドリームワークス2.0まで抱えているディズニーが、ついにマーベル・コミックまで手中に収めたことで、ミッキーマウスはまさにメディアの頂点に立つコンテンツ王に君臨してしまいました…ッ!!





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