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X-MEN-ウルヴァリン

何だか話がキナ臭い方へこんがらがってきました…ッ!!




20世紀FOXの大ヒット・シリーズ「X-MEN」のスピンオフ映画「X-MEN/ウルヴァリン」(9月公開)が、5月1日の全米公開に先がけ、4月初めに完成版に近いワーク・プリントがネットに流出し、ファイル共有のトレント・サイトなどを通じて、世界中で大量にダウンロードされた結果、海賊版DVDが氾濫し、興行に大きなダメージを与えた…という、俗に“映画テロ事件”などとも言われた、かつてない規模の海賊版事件については、その発生時にココでお伝えした後、折にふれ、全米映画ボックスオフィスBEST10のレポートの中でお伝えしてきました。
その「X-MEN/ウルヴァリン」をネットに流出させた犯人探しは、FBIと映画業界団体のMPAAが協力して捜査にあたっていますが、真犯人の黒幕?!について、映画ジャーナリストのニッキ・フィンケ女史が、興味深い続報を伝えています。
それは、20世紀FOXの系列テレビ局であるFOXチャンネルのニュース番組の中で、違法ダウンロードした「X-MEN/ウルヴァリン」の鑑賞レビューを発表したことを不謹慎とする理由で、同番組から降ろされたゴシップ・コラムニストのロジャー・フリードマンの弁護士マーチン・ガーバスが、ニューヨーク・デイリーニュースに語り、暴露した内容についてです。
同弁護士の調べによれば、「X-MEN/ウルヴァリン」をネットに流出させてしまった真犯人の張本人は…、なんとッ!!、20世紀FOXや、FOXテレビを傘下に抱えるメディア・グループの巨大企業帝国ニューズ・コーポレーションの総帥ルパート・マードック氏自身(写真↓)に他ならない…ッ!!と言うのです。ルパート・マードック
何ともビックリの告発ですが、マーチン・ガーバス弁護士は、人より先に「X-MEN/ウルヴァリン」を観たいと思ったマードック氏が、自分のためにDVDを作るよう、20世紀FOXに命じ、作業にあたった関係者のうちの何者かがその機会に乗じて、別にコッソリとコピーを作り、持ち出してしまったことが流出のキッカケであり、今回の海賊版事件の原因こそはマードック氏のわがままにあり、よって、火種を作ったマードック氏こそが真犯人として糾弾されるべきだ…ッ!!との見解です。
しかし、ニッキ・フィンケ女史によれば、「X-MEN/ウルヴァリン」流出の原因はマードック氏自身…という噂は、ハリウッドの業界内では以前から囁かれていたそうで、その噂の内容は、マーチン・ガーバス弁護士の話とは若干、異なっているそうです。
では、そのニッキ・フィンケ女史が漏れ伝え聞いたマードック原因説の噂とは…、ヨットでクルージングを楽しみながら、世界で最初に「X-MEN/ウルヴァリン」を鑑賞しようと思ったルパート・マードック氏が、映画フィルムをヨットに積み込むのをためらい、20世紀FOXに自分のためにDVDを作るよう依頼しましたが、20世紀FOXは封切り前の映画で、しかも未完成の「X-MEN/ウルヴァリン」のDVDなど渡せない…!!として、自分たちのボスの総帥の命令を拒否してしまったそうです。
20世紀FOXの拒否の理由が正当であることから無理強いできないマードック氏は、同映画の製作に関係する外部の者に手を回させ、別ルートから「X-MEN/ウルヴァリン」のDVDを入手してしまったそうなのですが、そうした裏工作の過程で、不必要に作られた同映画のDVDが第三者の手に渡ることになってしまい、流出・海賊版事件を引き起こしてしまった…といった話です。
いずれにしろ、「X-MEN/ウルヴァリン」のプリント流出に、ルパート・マードック氏が関わっているらしい…ということは間違いなさそうなことから、マーチン・ガーバス弁護士は今週中にも、マンハッタンの連邦裁判所に対して、自分のクライアントのロジャー・フリードマンがFOXニュースから降ろされたのは不当解雇であったとする訴えを起こす予定だそうです。
また、FOXをクビにされた当のロジャー・フリードマンは、自分の他に4名がFOXのメディア上で、「X-MEN/ウルヴァリン」の海賊版にもとづくレビューを発表していたのにも関わらず、自分ひとりだけが狙い撃ちにされ、処分を受けたのは、自分が過去に番組の中で宗教法人トム・クルーズの教団サイエントロジーを批判したことへの報復の圧力があったからだ…!!とも、内情を暴露し、訴えています。
こうなってくると何が真相なのか?!、奇奇怪怪でわかりませんが、ひとまず、「X-MEN/ウルヴァリン」流出の原因を作った戦犯は、メディア王ルパート・マードックだった…!!という実しやかな結末が、世俗では落ち着くことになりそうです…。
と、何だか都市伝説みたいでおもしろいので、急遽、紹介してみました!!




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