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AKIRA-アキラ

ブレードランナーシティ・オブ・ゴッド」の完成イメージを目指していたのですが、口で言うほどカンタンには行かなかったようです…?!




レオナルド・ディカプリオがプロデューサーをつとめ、レオの製作プロダクション、アピアン・ウェイとワーナー・ブラザースが、大友克洋の代表作のカリスマ的なSFコミック「AKIRA/アキラ」を映画化するというスクープ・ニュースは、昨2008年2月にココココでお伝えしました。その後、11月にはMTVのインタビューにレオが答え、“筋金入りのアニメ・オタクが納得できる完璧な「AKIRA/アキラ」を作りたい…”といったコメントも紹介しました。
しかし、BLOODY DISGUSTING.COM が、異なった2ヶ所の信頼できる筋から得た最新情報に基づくスクープとして報じたところによれば、「AKIRA/アキラ」の映画化プロジェクトは暗礁に乗り上げ、事実上、消滅状態となり、監督に就任していたアイルランド人のCMディレクター、ルアイリ・ロビンソンも降板してしまった…とのことです。
「AKIRA/アキラ」の映画化は、原作コミック全6巻から2本の映画を作ることを目指し、第1弾を2011年に公開する予定で、「スター・トレック:ヴォイジャー」などの脚本を手がけた経験のあるゲーム・デザイナーのゲイリー・ウィッタがシナリオの執筆を進めていました。
BLOODY DISGUSTING.COM は、かなり早い段階のスクープとして、なぜ、「AKIRA/アキラ」の映画化プロジェクトがダメになってしまったのか?!、その理由の詳細については触れておらず、今後の続報を待つしかないのですが、憶測としては、実は自分自身がアニメ・オタクとして、こだわりの強いレオナルド・ディカプリオが納得のいく映画化のアダプテーションのアイディアを、ゲイリー・ウィッタも、ルアイリ・ロビンソン監督も見出すことが出来ず、堂々巡りに入ってしまった結果、チームが解体に至ってしまったのではないでしょうか…?!
果たして、本当にこれで、レオナルド・ディカプリオ・プレゼンツの「AKIRA/アキラ」が終わりになってしまうのか?!、現時点では何とも言えませんが、レオは「AKIRA/アキラ」の他に、川尻喜昭の「獣兵衛忍風帖」(ニンジャ・スクロール)の実写映画化も進めているので、そちらの進展も気になるところです…。
タダの人気俳優ではなく、過去の主演作の選び方や、それらの作品のクオリティなどから推し量れるように、際立った映画的センスを持っているハリウッドの大物レオナルド・ディカプリオの手から、「AKIRA/アキラ」と「獣兵衛忍風帖」が離れてしまうことになると、また「ドラゴンボール」の二の舞のクソ映画が作られてしまうかもしれません…。
追ってまた、続報があればお伝えしたいと思いますが、どうも「AKIRA/アキラ」には、あまり期待できないことになりそうですね…。




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