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ミッション・インポッシブル3

今週は火曜日(9日)に愛用のVAIOのOSがクラッシュしたりして、その復旧や後処理のほか多用で伝えられなかったニュースが多かったので、週末にひとまとめにして、カンタンにお伝えしておこうと思います。まずは、上 ↑ の写真のおふたりさんですが…、




現時点で今年2009年最大ヒット作であると同時に、内容的に最も高い評価を受けている完璧な映画「スター・トレック」の監督J・J・エイブラムスが、アメリカのTVガイドの最新号で明らかにしたところによれば、トム・クルーズとコンビを組み、シリーズ最新作「ミッション・インポッシブル4」の準備を進めているとのことです。
シリーズの前作「ミッション・インポッシブル3」(2006年)は、テレビ界で成功を収めたJ・J・エイブラムスがトム・クルーズに招かれ、映画界進出を果たした監督デビュー作でした。言わば、その当時は映画界の大スタートとTVクリエイターという関係で、トム・クルーズが上、J・J・エイブラムスが下…といった序列の感じでしたが、それが現在は逆転していて、トム・クルーズは長年、契約を結んでいた「ミッション・インポッシブル」シリーズを製作するパラマウント映画から絶縁状を突きつけられ、落ち目のウンコ俳優となり、一方、J・J・エイブラムスは前述のようにハリウッドの頂点に立つ監督のひとりに飛躍しています。
何をやっても上手くいかないトム・クルーズが、自分に残された最後の手段として、屈辱的な目に遭わされたパラマウント映画に詫びを入れ、大人気シリーズの「ミッション・インポッシブル」復活を画策していたことは、昨2008年5月にココで伝えましたが、トム・クルーズはその後、今春3月に来日した際、「スマスマ」に出演し、東京を舞台のひとつとして展開する「ミッション・インポッシブル4」の脚本作りが順調に進んでいることを明かしていました。しかし、公けにはパラマウント映画と袂を分かっているトム・クルーズがSMAPに言ってることを鵜呑みにはできないので、世間は半信半疑でしたが、パラマウント映画で「スター・トレック」を作り、同社とファースト・ルック契約を結んでいるJ・J・エイブラムスが言うのであれば、「ミッション・インポッシブル4」は間違いなく作られることになりそうです。
ただし、J・J・エイブラムスは「ミッション・インポッシブル4」ではプロデューサーだけをつとめ、自らが監督をすることはなさそうで、前述のような経緯から、恩返しとしてトム・クルーズのカムバックを後押ししてあげてるのかもしれません。
果たして、注目の度合いが高まった「ミッション・インポッシブル4」の監督には誰が起用されるのか?!、そして、トム・クルーズは現在の奈落の底から這い上がってくることができるのか?!、すべてのカギはJ・J・エイブラムスが握っていそうですが…、う~ん…、このブログの愛読者の方には「クローバーフィールド」(2008年)のファンの方が多いので、トム・クルーズのカムバックなんか放っといて、「クローバーフィールド2」を早く作ろうや~ッ!!と思われるかも知れません?!


ミロス・フォアマン 9日(火)・10日(水)の2日間にわたり、ワシントンD.C.で行なわれたコピーライト・サミットで基調講演を行なった、「宮廷画家ゴヤは見た」(2006年)のミロス・フォアマン監督が、ネットで映画の海賊版などをやり取りするフリー・ダウンローダーたちを“社会主義者”と政治的に表現し、オンライン上のコンテンツは無料…とカン違いしているネット社会は社会主義的と批判した。チェコスロヴァキア出身の同監督は、かつての社会主義大国ソ連の支配から逃れるため、祖国を捨て、アメリカにやって来た経緯だけに、まだ社会主義への怒りはおさまっていない模様…。


ダイアン・レインが、ランダル・ウォレス監督(「ブレイブハート」1995年)の新作「セクレタリアット」に主演する。1973年に、ケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークスに全勝し、三冠を達成した名馬セクレタリアットと、その馬主ペニー・チェネリーの実話の映画化。


パイレーツ・オブ・カリビアン-ジョニー・デップ プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが製作を進めているジョニー・デップ出演の2作品「ローン・レンジャー」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの最新作のうち、先に作るのは「パイレーツ4」と明かした。その製作の順番はディズニーの希望によるもの。「パイレーツ4」は現在、シリーズの脚本家コンビ、テリー・ロッシオとテッド・エリオットがシナリオを執筆中。ジェリー・ブラッカイマーによれば、“まったく新しい展開を観せる…”とのことだが、具体的なプロットについては何も語っていない。




ジョン・トラボルタロビン・ウィリアムズが共演したディズニー製作のすごくつまらなさそうなファミリー向けコメデイ映画「オールド・ドッグス」の予告編。
ひょんなことから7歳の双子の面倒を見なければならなくなったオッサン2人の陳腐な奮闘が描かれる。監督はオッサン映画「団塊ボーイズ」(2007年)のウォルト・ベッカー。11月25日全米公開。


ダニー・ボイル アカデミー賞8冠の感動映画「スラムドッグ・ミリオネア」(2008年)を作ったダニー・ボイル監督が、同映画をヨーロッパで配給したパセと、北米および諸外国で配給し大ヒットに導いた20世紀FOX傘下のFOXサーチライト・ピクチャーズとの間で、向こう3年間のプロダクション契約を結んだ。
よって、ダニー・ボイル監督が今後3年の間に作る映画は、FOXサーチライト・ピクチャーズとパセが出資し、共同で製作・配給する…と言っても、3年間では、実質的に単に次回作の契約と言えそう。
FOXサーチライト・ピクチャーズは、「スラムドッグ・ミリオネア」を当らないと見て、DVDスルーにしようとしていたワーナー・インディペンデント・ピクチャーズに働きかけ、配給参加し、劇場公開に結びつけて、同映画を救った経緯がある。


スタローン-エクスペンダブルス

シルベスター・スタローン脚本・監督・主演の最新作のアクション・オールスター映画「エクスペンダブルス」のロケ現場のスパイフォト。どうやら、スタローンたち傭兵の特攻部隊は、この軍隊と戦うみたいですね。


ジ・インクレディヴル・Mrリンペット エイミー・アダムスをブレイクさせた近年のアメリカ映画の大傑作「魔法にかけられて」(2007年)のケヴィン・リマ監督が、ワーナー・ブラザースが自社の1964年製作のファミリー映画「ジ・インクレディヴル・Mr.リンペット」をリメイクする新作のメガホンをとることになった。
コメディアンのドン・ノッツが主演したオリジナル映画は、平凡な人生を送っていた主人公のMr.リンペットが、ある日、魚に変身してしまい、海軍に協力して、第二次大戦のヒーローになるという物語。オリジナルと同様に、実写とアニメを合成したハイブリッド映画として作られる予定。脚本家などもまだ決まっておらず、具体的な製作スケジュールは未定。




ちょっとおもしろそうなネイチャー・サスペンス「ザ・キャニオン」の予告編。
ハネムーンにグランド・キャニオンの冒険旅行を選んだ新婚カップルが、途中でガイドが死んでしまい、自分たちだけでは広大な峡谷から抜け出せなくなり、迷子になって決死のサバイバルをする…ッ!!、とまぁ、つまり、「オープン・ウォーター」(2003年)の荒野版ですね。新妻役の女優は人気ドラマ「チャック」のイヴォンヌ・ストラホフスキー、ダンナは「ER」シーズン12に出ていたアイオン・ベイリー。怪しいガイドは「マイティ・ハート/愛と絆」(2007年)のウィル・パットン
本作はアメリカでは10月23日から限定公開。監督はリチャード・ハラという、これが2本めとなる無名の人。そのうち、DVDスルー映画として、レンタル屋さんの棚に並んでいそうなので要チェックです。地面にぶっ倒れたカップルが上空を飛んでいく飛行機を見て、“ハネムーンはハワイにすべきだった…”なんて言ってるのがおかしいです…!!




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