サンドラ・ブロックがプロポーズに成功!!
「あなたは私の婿になる」初登場第1位!!
*数字は、週末の興行成績-(公開館数)-トータル興行成績 の順です。
第1位(初) 第2位 第3位 第4位(初) 第5位
第1位「あなたは私の婿になる」(10月公開)
$34,114,000-(3,056館)-$34,114,000
第2位「ザ・ハングオーバー」
$26,855,000-(3,545館)-$152,919,000
第3位「カールじいさんの空飛ぶ家」(12月公開)
$21,336,000-(3,832館)-$224,113,000
第4位「イヤー・ワン」
$20,200,000-(3,022館)-$20,200,000
第5位「サブウェイ123」(9月4日公開)
$11,300,000-(3,077館)-$43,332,000
第6位 第7位 第8位 第9位 第10位
第6位「ナイトミュージアム2/バトル・オブ・ザ・スミソニアン」(8月13日公開)
$7,300,000-(2,962館)-$155,953,000
第7位「スター・トレック」(公開中)
$4,700,000-(2,307館)-$239,444,000
第8位「マーシャル博士の恐竜ランド」(9月公開)
$3,976,000-(2,945館)-$43,672,000
第9位「イマジン・ザット」
$3,100,000-(3,011館)-$11,351,000
第10位「ターミネーター4/サルベーション」(公開中)
$3,070,000-(1,920館)-$119,513,000
★各映画の解説はこちらです!! →
★ディズニー傘下のタッチストーン・ピクチャーズが3,056館で公開し、初登場で首位に立ったサンドラ・ブロックとライアン・レイノルズが主演のラブコメ「あなたは私の婿になる」が売り上げたオープニング成績約3,411万ドルは、サンドラ・ブロックとしては自己ベスト更新の最大ヒット作となる記録を達成しています。また、ライアン・レイノルズとしても、メイン・キャストのミュータントのひとり、デッドプールを演じた前作「X-MEN/ウルヴァリン」を除けば、自己最高額のオープニング・ヒットです。
サンドラ・ブロックは前作のスリラー映画「シャッフル」(2007年3月16日公開/2,831館/製作費2,000万ドル/国内興行約4,785万ドル/全世界トータル約8,414万ドル)のオープニング成績1,755万ドルが最大ヒットだったので、2本連続で記録を伸ばせたどころか、いきなり倍増の数字をはじき出せたことになります。
同じ恋愛映画のジャンルとしては、キアヌ・リーヴスと組んだ「イルマーレ」(2006年6月16日/2,645館/製作費4,000万ドル/国内興行5,233万ドル/全世界トータル1億1,483万ドル)のオープニング成績は約1,361万ドルだったので、「あなたは私の婿になる」がサンドラ・ブロック作品としては、いかに出足でズバ抜けた加速を見せたかがわかります。
そんな本作でサンドラ・ブロックが演じているマーガレットは一流出版社の傲慢な女編集者。男を押しのけ、出世の階段を上がるマーガレットですが、カナダ出身で外国人の彼女はビザのトラブルで強制帰国しなければならなくなり、いきおい仕事も退職させられるハメに…。ピンチに陥ったマーガレットは、上司の手前、クビを避けるためのとっさの思いつきで、ライアン・レイノルズが演じるダメな部下のアンドリューと実は結婚し、アメリカ国籍になるから問題ないと嘘をつき、いつもマーガレットからイジメられていて、会社をクビにされたくないアンドリューも偽装結婚のパートナーを引き受けますが、婚約の既成事実を作るため、アンドリューのアラスカの実家に赴いたふたりは思いもよらぬ自分たちの気持ちに気づく…。という訳で、後は言わずもがなの展開で、ウソから出た誠…ということですね。
…と、以上のように、特に目新しい内容がある訳でもない本作なので、このヒットの理由としては、今や大女優のサンドラ・ブロックの実力と言うよりは、パートナーのライアン・レイノルズが主演したロマンチック・コメディ「ラブ・ダイアリーズ」(2008年2月14日公開/2,220館/推定製作費700万ドル/国内興行3,224万ドル/全世界トータル5,544万ドル)の人気が極めて根強いことや、本作の監督が、「ヘアスプレー」(2007年)などの振り付け師から、「ステップアップ」(2006年)で映画監督転向に成功し、前作のラブコメ「幸せになるための27のドレス」(2008年)も大成功させた女流のアン・フレッチャーであることなど、複数の背景事情を探った方がよいでしょう。そうしたヒットの要因を絡めて、上手く企画を立てた製作者らのマーケティング・センスがよかった…ということに尽きるのではないでしょうか?!
本作の製作費は約4,000万ドルですから、オープニング興行だけでその金額にかなり近づけた製作者らは、黒字を見込んで、ホッとしているはずです。
★封切りから2週連続で首位をキープした二日酔いミステリーのハレンチ・コメディ「ハングオーバー」が、ついにトップの座を明け渡したものの、ランキングはひとつ下がっただけで、今週も第2位と順調に観客動員を続けています。
そして、にわかに巻き起こった「ハングオーバー」ブームに乗り遅れまいと、公開3週めにして、さらに190館が上映を始めた本作の売り上げのマイナス率はわずかに18%だけ…という驚異的な低さで、人気のほどを誇示しています。
約3,500万ドルという、BEST10に入っている作品中、最も安い製作費で作られた本作は、国内興行だけで、その4倍強の約1億5,291万ドルを稼いでいるので、製作・配給のワーナー・ブラザースとしては、昨2008年夏の「バットマン/ダークナイト」のハイリスク・ハイリターンに対し、今夏はローリスク・ハイリターンという、世の中の厳しい経済状況にあったビジネスができた最善の結果となっています。
今年2009年の全米映画興行のうち、約19%のシェアを占め、ハリウッド・メジャーの中の真のメジャーとして、野球で言えば、ヤンキースや、巨人のようなワーナー・ブラザースですが、「スター・トレック」と「トランスフォーマー2」で追い上げて来るパラマウント映画を、思いがけず、酔っ払いのオッサン4人組でかわすことができることになるとは思ってもみなかったでしょうね。後は「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(来月7月15日公開)が控えているので、他社が「ハングオーバー」のような大バケ作品をリリースしないかぎりは、昨年に続き、ワーナー・ブラザースがハリウッドのキングとして、映画興行ペナント・レースの首位をガッチリと固め、連覇を果たすことになりそうです!!
★第3位のディズニー・ピクサー・アニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」は、公開4週めにして、今だ週末の興行成績で2,000万ドル台を売り上げ、並の映画のオープニング成績に匹敵する金額を上積みしています!!
本作の先週からの収入の低下は約3割ですが、そのペースを、この週末も維持できた場合、現時点で2009年度興行ランキングの首位に立っている「スター・トレック」との差額約1,533万ドルを詰めて、入れ替わりに年間チャンピオンの座に着くことができそうな感じなのですが…、残念ながら、24日(水)から、ついに「トランスフォーマー2/リベンジ・オブ・ザ・フォールン」が登場するので、かなりの観客をそちらに奪われそうです…。よって、年間首位の座に立つのは、もうしばらくお預けとなりそうですが、うかうかしてると、ロボットたちにいきなり追い抜かれる可能性も無きにしもあらずです…!!
★「スーパーバッド」(2007年)や、「JUNO/ジュノ」(2007年)で若手コメディアンの頂点に立ったマイケル・セラと、ジャック・ブラックがコンビを組み、コメディ映画のヒットメイカー、ジャド・アパトーがプロデュースを手がけたソニー・ピクチャーズの「イヤー・ワン」が3,022館で封切られ、第4位に初登場しましたが、オープニング成績2,000万ドルというのは、辛うじて合格点…?!といった期待ハズレの結果です。
このオープニング成績から予想される最終的な国内での興行成績は、5~6,000万ドルといったところでしょうから、製作費が約6,000万ドルの本作は全米興行だけでは製作費を回収できず、海外マーケットや、2次・3次利用で収益を上げられることを何とか期待するしかありません。
今週第8位のウィル・フェレルの「マーシャル博士の恐竜ランド」、また、第9位のエディ・マーフィの「イマジン・ザット」と、ベテラン・コメディアン勢の主演作が、今夏は軒並み支持されておらず、そのぶん新鮮な顔ぶれが揃った「ハングオーバー」に人気が集中しているところを見ると、観客は既存のおなじみのお笑い陣のギャグにはもう飽きてきたのかもしれませんね…。そういったことを考えると、新進で昇り調子のマイケル・セラとしては、ジャック・ブラックよりも、「スーパーバッド」でも共演したジョナ・ヒルなどと組んだ方が本作はヒットしたのではないでしょうか…?!、ただし、国際的にはジャック・ブラックの知名度の高さは有効なので、難しいところです…。
この「イヤー・ワン」(Year One)の内容は、英語で“大昔”を意味する、その題名通り、古代を舞台とする物語です。アダムとイヴがエデンの園を追放される原因になったことで有名な旧約聖書に登場する知恵の樹の実を、ジャック・ブラック演じる、いい加減な狩人のゼッドが食べてしまい、村を追い出されるハメになったことから、マイケル・セラの相棒オーもゼッドと運命を共にし、ふたりは世界の果てを求めて旅立つことに…。そして、ふたりは聖書の登場人物であるアブラハムや、カインとアベルなどに出会い、ふたりが村にいた頃、恋焦がれていた娘たちが奴隷として捕まっているのを知ると、彼女たちを助け出そうとしますが…。
その他の出演者は、「カンフー・パンダ」(2008年)ではマスター・ツルとして、ジャック・ブラックと共演していたデヴィッド・クロス、「ノックト・アップ」(2007年)や、「サラ・マーシャルを忘れたくて」(2008年)など、近年のコメディ映画のヒット作に出演し続け、今年3月に全米公開された主演作の「アイ・ラブ・ユー、マン」も大成功させたポール・ラッドのほか、「スーパーバッド」のクリストファー・ミンツ=プラッセ、今週第6位の「ナイトミュージアム2」にも出ているハンク・アザリアとビル・ヘイダーなど、豪華なお笑いゲスト陣に加え、「The O.C.」のセクシー女優オリヴィア・ワイルドも出ているのですが、そうした見どころが返って満載すぎて、世間には上手く伝わらなかったのかもしれません…。
監督は、自身もコメディアンとして「ゴーストバスターズ」シリーズに出演していた、「アナライズ・ミー」(1999年)のハロルド・ライミスです。
★デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタのダブル主演という贅沢なキャスティングのDVDスルー映画…などと冗談まじりに言われるほど、内容が陳腐…と小バカにされている「サブウェイ123」は、先週の初登場第3位から、収入半減の約52%のマイナス率で、第5位に下降しました…。製作費の約1億ドルに対し、北米では期待に沿った数字を上げれそうにない本作ですが、わかりやすいアクション映画なので、海外市場にはまだ望みをかけれそうです。
本作について、多くのジャーナリストや、批評家が口を揃えて述べているのは、オリジナルの「サブウェイ・パニック」(1974年)を観ていない人が、このリメイク(厳密にはジョン・ゴーディの原作小説の再映画化)を観て、その過去の名作を観たつもりや、知ったつもりにはならないでほしい…ということで、まずはこの機会に「サブウェイ・パニック」を観ることを薦めています。そして、この「サブウェイ123」は…、いずれレンタルDVDか、テレビ放送で観ればよいのでは…?!などと、特には観る価値もない作品と評価されていますが、単純な娯楽映画として、2時間程度のヒマな時間をつぶしたい方には打ってつけのようです。
★第6位の「ナイトミュージアム2」は先週の第4位から2ランクダウン。公開5週めで403館が打ち切りましたが、成績は大きく落ちてはおらず、約24%のマイナス。
第7位の「スター・トレック」は、先週と同じ順位を維持です。公開7週めで331館が撤退しましたが、全体の売り上げはわずかに14%しか下がっていません。人気の高さが窺いしれますね。
★第8位から第10位は、この夏の失敗作が仲よく並んでしまいました…。
まず第8位の、ウィル・フェレルのコメディアン生命に赤信号を灯してしまったムービー・ボム(大コケ失敗映画のこと)「マーシャル博士の恐竜ランド」は、先週の第5位からの転落。公開3週めで、早々と589館が見切りをつけ、少ない収入がさらに約56%もダウンしてしまいました…。恐竜や、クリーチャーが登場のSFXが売りとは言え、アメリカ映画のこの手のコメディが、海外市場で大ヒットするとは思えないので、製作費の約1億ドルは取り返しがつきそうにありません…。
第9位は、落ち目の鬱陶しいエディ・マーフィが主演の家族向けファンタジー映画「イマジン・ザット」ですが、2週めのトータル興行成績が約1,135万ドル…??
とてもサマームービーの売り上げとは思えない、ひどい数字です…。本作は先週の低調な初登場第6位から、約44%も売り上げをダウンさせており、製作費の約5,500万ドルを回収することが絶望的なのはもちろんですが、そもそもエディ・マーフィの映画なんか作ること自体、間違っているので自業自得です。
先週第8位だった沈没映画「ターミネーター4/サルベーション」は、公開5週めで730館に見捨てられ、約36%の売り上げマイナスで、崖っぷちの第10位にまで転落してきました…。この週末の成績が約307万ドルでは、もはや興行終了…と言ってもいいような状態なので、本作の最終的な興行成績は1億2~3,000万ドル台となりそうです。低予算映画だったオリジナルの第1作(1984年)を除けば、その予想額はシリーズ最低の成績として、不評でコケた失敗の前作「T3」(2003年)の記録約1億5,037万ドルにさえ、およんでいません…。
この「T4」について、日本では、サイテー映画の代名詞「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(2008年)以来の大ヒットとなる約1,070万ドル(10億円)のオープニング成績が伝えられたり、中国では外国映画としては最大級のヒットとなる約900万ドルを封切りで売り上げた…!!などと、海外セールスの好調ぶりをメディアはシラジラしく伝えていますが、それらの数字がケタ違いであることからも、北米で思うような数字を上げられなかった不始末の穴を埋められる市場など、そうある訳がなく、「T4」はこのまま赤字で死に絶えていく公算の方が大きそうです…。具体的には、本作の現時点での全世界の興行成績のトータルは約2億8,431万ドルですから、単純にその数字の半分を映画館の取り分として差し引いたなら、約1億4,215万ドルしか残らないので、約2億ドル超の製作費は、チケットセールスだけでは回収が見込めません…。
ただし、本作を製作したハルシオンは、映画で儲けたい…というよりは、実態的にはライセンス・ビジネスを展開し、資本を循環させたい会社のようですから、関連商品のライセンス料や、マーチャン・ダイジングの売り上げで、映画の赤字を賄うことができるのかもしれませんが、それにしても、やはり、映画の内容が不評で、支持が薄いだけに、続編の「T5」を作るのは困難が予想されます…。
★久しぶりの圏外の注目作は、先週の前回、予告しておいたように、イギリスやスペインなど海外を放浪していたウディ・アレンが、2004年に発表した「メリンダとメリンダ」以来、久しぶりに地元のニューヨークを舞台にした最新作「ホワットエバー・ワークス」(Whatever Works)です。
たった9館だけで限定公開された本作が予想通りに、1館あたりで約3万1,222ドルを稼ぎ、通常ランキング首位の「あなたは私の婿になる」のアベレージ売り上げ約1万1,163ドルを大きく突き放し、第17位に初登場して、実質的にこの週末の№1人気作となっています。
シットコム「となりのサインフェルド」のクリエイターであり、自ら主演する「ラリーのミッドライフ★クライシス」でも有名なユダヤ系コメディアンのラリー・デイヴィッドが、ウディ・アレンの身代わりとして皮肉屋のユダヤ系知識層のニューヨーカーを演じている本作は、ウディ・アレンが1970年代に書き上げたストーリーを現代版にアップデートしたものです。
ラリー・デイヴィッドが演じるボリスはチェスのティーチャーとしてアップタウンの富裕層に囲まれて暮らしていたが嫌気が差し、いい歳こいて、自由人としてのボヘミアンな暮らしを求め、移民の労働者が多い下町のローワー・イースト・サイドに引っ越すことに…。そこで40歳も年下で、南部出身の娘メロディと出会ったボリスは、なんと彼女と結婚をしてしまい…、
…といった、いかにもロリコンのウディ・アレンらしい過去の名作「マンハッタン」(1979年)などを彷彿とさせる内容が期待された本作ですが、ウディ・アレンの出ていないウディ・アレン映画の評価は芳しくなく、映画の格付けサイト RottenTomatoes では46%の支持率しか与えられず、今週末27日(土)から日本公開の「それでも恋するバルセロナ」の高い評価82%とは雲泥の差となってしまいました…。よって、興行ではそう息の長い作品とはならないでしょうが、安上がりに作られ、小さな利益を上げ続けるウディ・アレン映画の例に漏れず、本作の製作費は推定で約1,500万ドルなので、最終的にはペイすることになるはずです。
本作でウディ・アレンのミューズとして、ヒロインのメロディに起用されたのは、「ザ・レスラー」(公開中)ではミッキー・ロークの娘を演じているエヴァン・レイチェル・ウッドです。相変わらず女優選びのセンスはいいですね。
★さて、今週末の全米公開作品は…、白血病の姉のために遺伝子操作で生み落とされた妹が、姉の延命のための臓器提供を拒み、自分の身体の権利を主張して両親を裁判で訴える感動と衝撃の同名ベストセラーを、「リトル・ミス・サンシャイン」(2006年)の天才少女子役アビゲイル・ブレスリンとキャメロン・ディアスを主演に映画化した「わたしのなかのあなた」が封切られますが…、それより何より今週は、日本ではすでに公開中の「トランスフォーマー2/リベンジ・オブ・ザ・フォールン」が、いよいよ24日(水)から全米超々拡大公開!!、封切りのミッドナイト興行で、オートボットたちは一体いくら稼ぎ出すのか?!、また、マイケル・ベイ監督が初日の歴代売り上げ記録を更新してしまうのか?!、そして、オープニングの5日間で積み上げられるであろう巨額とは果たして、いくらなのかッ?!、興行の話題はすべて「トランスフォーマー2」だけに集中しそうです!!、ランキングの第1位はもう決まったも同然なので、数字の結果にご期待ください!!
…といったところで、最後に私信ですが、お盆ぐらいまで少し別件が忙しいので、記事の更新数が減るかもしれませんが、止まることはないので、引き続き、毎日、アクセスいただければとお願いします!!、それでは次回もお楽しみに…ッ!!
【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!
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