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バイオショック-1

海賊船を下船し、海底都市へと向かったゴア・ヴァービンスキー監督ですが、そこはやはりディストピアだったようです…




パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの全作を手がけてきたゴア・ヴァービンスキー監督が、来年2010年に撮影を予定しているシリーズ最新作第4弾の監督を降板することが、今月4月初めに明らかになっていたのですが、それは人気ゲーム「バイオショック」の映画化の方を優先したいからでした。
しかし、VARIETY が伝えたところによれば、映画「バイオショック」を製作するユニバーサル映画は、プロジェクトを一時中止してしまった…とのことです。
「バイオショック」の映画化がストップしてしまったのは、トム・クルーズの「ラスト・サムライ」(2003年)や、レオナルド・ディカプリオの「アビエイター」(2004年)などで知られ、ゴア・ヴァービンスキー監督の次回作となるモーション・キャプチャーを駆使したアニメ映画「ランゴ」(ジョニー・デップ主演/2011年公開)のシナリオも手がけた脚本家ジョン・ローガンが書き上げた脚本に沿って、予定通りにロサンゼルスを拠点に製作を進めた場合、予算がおよそ1億6,000万ドルにも昇ってしまい、採算が見込めないと判断されてしまったからだそうです。
ユニバーサル映画は、この「バイオショック」の製作準備にあたっているプロダクションのスタッフの一部をすでに解散し、プロジェクトの見直しを行っていますが、数百万ドルという高額で手に入れた映画化権を活かすためにも、最終的には「バイオショック」の映画は完成させたいようです。
ゴア・ヴァービンスキー監督のコメントによれば、「映画製作に対する税制優遇措置を受けられる国外に製作拠点を移してはどうか?とユニバーサル映画から打診された」とのことで、恐らくはロンドンに場所を移して、製作を進めることになるのでは?と見られています。
憶測では、今後、1億2,500万ドル程度にまで規模の縮小を求められるのではないか?と考えられている「バイオショック」ですが、タダでさえ興行的に成功しづらいゲームの映画化なのに加え、ゲームを開発したテイク・ツー・インタラクティヴに対して、興行からの歩合を支払わなければならない契約が首を絞めてしまっているようです。
内容の見直しが吉と出ればよいのですが、製作費をケチることで、映画のクオリティが下がるのではないか?!と、期待しているファンは心配しています。
「バイオショック」の内容は、科学者が海底に作ったユートピアであるラプチャーで、過剰な遺伝子研究が氾濫し、人間がモンスター化してしまい、荒廃したディストピアとなったところへ、飛行機の墜落事故に遭った主人公がたどり着き、恐ろしい海底都市でのサバイバルを経験することになる…ッ!!というもの。しっかりと製作費をかけないと、いかにもなB級映画になってしまいそうな感じですね…。

バイオショック-2



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