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アーマード-1

マット・ディロンジャン・レノローレンス・フィッシュバーンといった男気を感じさせるワルな面子現金輸送車を奪われてしまうクライム・ムービーですが、奪うのも奪われるのも彼ら自身という自作自演の犯罪劇です!!






ソニー・ピクチャーズ傘下のジャンル映画のレーベル、スクリーン・ジェムズがリリースした最新作の犯罪映画「アーマード」の予告編です。
本作の主人公は、頑丈な特製の現金輸送車に完全武装して乗り込み、莫大な額の現金を運搬する軍隊並にプロフェッショナルなセキュリティ・ガードたち。
そんなチームのメンバーであるタイは金に困り、上司にシフトを増やしてくれと申し出るが断られてしまう。タイの窮状を知ったチームの仲間は、彼にある極秘計画への参加を持ちかける。それは何と自分たちが運ぶ大金を自分たちで奪おうという大胆不敵な完全犯罪のプランだった…!!、タイは悪事と知りつつ一味に加わってしまうが、計画が狂い、死人が出そうになったことで良心に目覚めた彼は仲間を裏切ってしまう!!、タイは屈強なプロのガードマンである同僚たちを相手に、たった一人で立ち向かうことができるのか?!
と、ドキドキさせられるストーリーを演じるのは前述のように、彼がなぜアクション・スターのトップにいないのか?!が不思議な「ドラッグストア・カウボーイ」(1989年)のマット・ディロン、ストイックな殺し屋「レオン」(1994年)のジャン・レノ、「マトリックス」シリーズや「CSI:科学捜査班」でおなじみのローレンス・フィッシュバーン、さらにテレビ界から、「HEROES/ヒーローズ」のマイロ・ヴィンティミリア、「プリズン・ブレイク」のアマウリー・ノラスコ、「ジェリコ/閉ざされた街」のスキート・ウールリッチといった奴らが参戦。そして、そうした連中を敵にまわしてしまう主人公のタイを演じているのは、スパニッシュ・ホラー「REC/レック」(2007年)をハリウッド版リメイクした「REC:レック/ザ・クアランティン」(2008年)が7月3日に日本でDVDリリースされるコロンバス・ショートです。また、「ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女」(1990年)の名優フレッド・ウォードが警備会社の上司の役で登場していますね。
監督は、ケイト・ベッキンセイルが主演したサスペンス映画「モーテル」(2007年)のニムロッド・アーントルですが、ハンガリー系アメリカ人の彼は2003年のカンヌ国際映画祭で、学生が審査員として選出するアワード・オブ・ザ・ユースを受賞した出世作のハンガリー映画「コントロール」が認められ、ハリウッドに逆輸入された逸材です。あまり評価の芳しくなかった「モーテル」に対し、この最新作は、個性を発揮した「コントロール」にタッチが似ているので、いよいよ実力を示し始めたと言っていいのかもしれません。本作の脚本を執筆したのは、新人のジェームス・V・シンプソンです。

アーマード-2

武器を持っていなくても、武装=“アーマード”しているような一筋縄ではいかない男たちを集めたキャスティングだけで観逃がせない気にさせる、この「アーマード」は9月18日から全米拡大公開です。



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