ジェイミー・ベル扮するベン・グリムが変異してしまった岩石男のザ・シングが、鉄拳ならぬ岩石拳を振り下ろすカット（↑）を、予告編で目にして、迫力のアクション・シーンの展開を期待された CIAリーダーのコミックヒーロー映画ファンの方は少なくないと思いますが、こんな場面は実際の映画にはありません…！！





ゴミ映画と酷評された「ファンタスティック・フォー」は、自分の映画ではないと主張したジョシュ・トランク監督の訴えのテロは正当か、それとも、ただの言い訳か…？！の検証として、上 ↑ の Tweet は、プロデューサーのサイモン・キンバーグとジョシュ・トランク監督と一緒にシナリオを手がけた脚本家のジェレミー・スレーターの証言ですが、主に映画の始まりから中盤にかけて、自分が執筆したシーンや、展開は残されていない…と認めています。

このジェレミー・スレーターの証言からも、ジョシュ・トランク監督が構想して、作った映画と、実際に映画館で封切られた映画は別モノではないか？！と憶測し得るわけですが、トップのザ・シングのアクション・シーンどころか、以下 ↓ の写真の場面も予告編にのみ存在して、完成した本編では、まったく観られなかったことを、Latino Review の映画ジャーナリストのデイヴ・ゴンザレスがチェックして、指摘をしてくれました…！！


↑↓ 予告編のクライマックスで、よく観られた、ご覧の岩石男のザ・シングのアクションの見せ場は、残念ながら、実際の映画には含まれていないので、この展開を楽しみに映画館に足を運んだファンは、嘘つき！！と思ってしまっても、仕方がないのでは…？！


上 ↑ 下 ↓ のジェイミー・ベルとマイケル・B・ジョーダンのキャラクターの人物像を掘り下げて、紹介するために考えられたらしいシーンもカットされてしまい、役が薄っぺらになってしまった…。


悪役のドクター・ドゥームとの戦いを感情的に盛り上げていくためのイントロと思われる、上 ↑ の写真のマイルズ・テラーのリード・リチャーズと、トビー・ケベルのヴィクター＝ドクター・ドゥームとの会話のシーンも無くなっていた…。
そして、下 ↓ のマイケル・B・ジョーダンのヒューマン・トーチの見せ場もまた、カットされていた…。


まだ若いのに生意気？！なジョシュ・トランク監督に対抗して？！、FOX側が無理に起用したらしいケイト・マーラの戦うヒロイン、スー・ストームの髪が地毛か、カツラか…？！というのが、「ファンタスティック・フォー」の本来の撮影でカメラにおさめられたシーンと、後から撮り直しされたシーンを見極めるカギになっているのですが、予告編でのみ観られる、下 ↓ のシーンは、ジョシュ・トランク監督がメガホンをとった本来のエンディングだと考えられています！！


…と、以上のデイヴ・ゴンザレスの指摘から、20世紀FOXとしては、ジョシュ・トランク監督を追放して？！、撮り直しをしたシーンは、VFXの仕上げが間に合わないため、予告編などでは、ジョシュ・トランク監督版？！の本来の「ファンタスティック・フォー」？？のシーンを多数、使わざるを得なかったため、予告編と実際の映画とが、かなり違う…という、サンプルに偽りあり！！の結果になってしまったようですが、いずれにしろ、ジョシュ・トランク監督が、自分のバージョンは “ ファンタスティック ” だった…！！という完成度の違いの訴えまでは、さておいて、2本の異なる「ファンタスティック・フォー」が存在？！したらしいというのは、どうやら、間違いなく、事実なのではないでしょうか…？！

ポスターまで、実際の映画には無いシーンが、背景に描かれていました…。

よって、サイキック映画のカルト作「クロニクル」（2012年）に心酔するファンは、もちろん、ジョシュ・トランク監督版のホンモノ？！の「ファンタスティック・フォー」を観たいでしょうし、興行でコケてしまった FOX としては、その穴埋めを考えなければならないでしょうから、いきなり、“ 1年後… ” と展開が飛んでしまう劇場版とは別に、“ 空飛ぶクルマ ” で、異次元に突入するらしいジョシュ・トランク監督版の「ファンタスティック・フォー」を今一度、完成して、Blu-ray などでリリースするべきではないでしょうか…？！、そして、どっちの「ファンタスティック・フォー」の方がおもしろいか？！の評価は、あらためて、コミックヒーロー映画ファンに委ねればよいと思います！！、これこそ抗議の署名活動ものだと思いますが、CIAリーダーのみなさんは、映画館で上映中の「ファンタスティック・フォー」はニセモノだ！！という可能性の検証について、どのような感想の意見をお持ちになられたでしょう…？！










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