************************************************* このCIA★こちら映画中央情報局ですは、2017年4月1日に、コチラの CIA Movie News に移転しました!! *************************************************


【Update】:ザ・ファンタスティック・フォー」の予告編の初公開のタイミングについて、新しい情報がありました!!、続きを読むのあとの【Update】のところで、ご確認ください…!!

大友克洋の「アキラ」の遺伝子を巧みに取り込んだサイキック映画の傑作として、ギークな映画ファンからの厚い支持を集めた「クロニクル」(2012年)で、鮮烈なデビューを飾ったジョシュ・トランク監督が大抜擢を受けたリメイク版「ザ・ファンタスティック・フォー」のことを、当の製作・配給の20世紀FOX が、あろうことか、「クロニクル2」などと吐き捨てるように呼んで、失敗作に位置づけた結果、撮り直しが決まり、製作費が超過してしまった…という不穏なニュースが、ネット上に飛び交ったことを訂正しなければならないと思ったプロデューサーのサイモン・キンバーグが、今週末の1月29日に、イギリスで先行公開されるマシュー・ヴォーン監督のスパイ・アクション映画「キングスマン : ザ・シークレット・サービス」に予告編をアタッチする…!!という怒りの発表を、先々週末の土曜日(1月17日)にお伝えしました。なので、カンのいいCIAリーダーのみなさんは、そろそろ写真でも…と待ちかまえていたかと思いますが、案の定?!、20世紀FOX が、ついに初めて、待望のコミックヒーロー映画「ザ・ファンタスティック・フォー」の写真をリリースしてくれました…!!





先週中に行われた「ザ・ファンタスティック・フォー」の追加撮影…という言い方は誤解を招きがちなので、仕上げ撮影と言いかえることにする現場を訪問することを許された Collider の編集長のスティーヴ・フロスティーを通じて、20世紀FOOX が初めて公開したリメイク版「ザ・ファンタスティック・フォー」のです…!!とは言え、ちょっと残念ながら、実際の映画の場面写真ではなく、どうやら、仕上げ撮影の現場で語りあうマイケル・B・ジョーダンと、前述のプロデューサー、サイモン・キンバーグを撮らえたセット・フォトでしたが、ヒューマン・トーチのジョニー・ストームのコスチュームが、ご覧のようなものだと明らかになったことで、残りの3名=ケイト・マーラ(「トランスセンデンス」2014年)、マイルズ・テラー(「ウィプラッシュ」2014年)、ジェイミー・ベル(「スノーピアサー」2013年)も、ほぼ同じようなイメージで登場するのは、もはや、間違いないものと思われます…!!

この新しいファンタスティック・フォーのチームのメンバーが身に着けるコスチュームのデザインの良し悪しの議論は、CIAリーダーのみなさんに、それぞれ独自にして頂くととして、冒頭のような悪評のウワサが広まる原因となってしまった、写真や、映像どころか、コンセプト・アートのスケッチすら披露しない秘密主義について、ジョシュ・トランク監督は…、

“ 今どきの時代としては、映画の作り手が、どんな作品に取り組んでいるのか、その片りんの情報を、Twitter なんかを通じて、誰にでも教えてくれるものと、みんな期待をしているのかもしれないけれど、けして、すべての作り手がそういうわけではない。ぼくはまったく、そうじゃない。もしも、絵画の絵を描くとして、ぼくは筆さばきの一筋を写真に撮って、ひけらかしたりはしない。あくまでも完成した時点で、どんな作品かを披露したいと思うんだ。 ”
…と、自分の信条を語ると同時に、「アベンジャーズ」シリーズや、「X-Men」シリーズのように、すでに成功して、誰もが映画のイメージよく知っている作品なら、自信を持って、チラ見せもできるのかもしれないが、自分たちの「ザ・ファンタスティック・フォー」は、過去の映画シリーズとは違う、まったくイチからのやり直しなので、ファンに正しく受けとめて、理解してもらうために、慎重を期したそうですから、映画のイメージを披露できなかったわけではなく、わざと意図して、予告編初公開直前の今日まで封印をしていたそうです…!!

そして、これまでの悪いウワサについては、撮影期間が当初に組まれたスケジュール通りの72日間で、予定どおりに終了して、製作費も与えられた金額の範囲に納まっていること。また、追加の撮影も、単に数カットをカメラにおさめただけで、映画の内容そのものに関わる重大な作業ではなかったことなどを明らかにして、まことしやかに言われてきたことが、すべて事実とは異なることを、あらためて訂正してくれています。

とまぁ、そうした情報の訂正はさておき、肝心の映画の内容については、大筋では、スタン・リーとジャック・カービーが1960年代に発表した原作コミックで物語られたヒーロー誕生の経緯に沿っているらしいものの、その語り口は、まったく現代的なものに改めらたそうで、新しい「ザ・ファンタスティック・フォー」は、デヴィッド・クローネンバーグ監督の「スキャナーズ」(1981年)と「ザ・フライ」(1986年)を参考したとのことです。と、デヴィッド・クローネンバーグ監督の名前が出るのは、ちょっと意外かもしれませんが、「スキャナーズ」は特殊な超能力を持った者たちの物語で、「ザ・フライ」は、人体の異常な変異がテーマの映画ですから、確かに両方の映画には「ザ・ファンタスティック・フォー」と共通する要素が観られることになりますね…!!


さて、デヴィッド・クローネンバーグ監督の影響を受けたコミックヒーロー映画とは、一体、どんな作品なのか…?!、オンラインでの披露は恐らく、来週明けの2月に入ってからになると思われる予告編の初公開が、とても楽しみですね…!!、なお、ジョシュ・トランク監督は、Twitter なんかを通じて、何も披露しない…と語っていましたが、実は自分のアカウントを作ったそうです…!!、とりあえず、ぼくもフォローしてみたので、ジョシュ・トランク監督の動向が気になる方は、@JoshuaTrank を訪ねてみてください…!!


【Update】:


映画館チェーン AMC が提供するオンラインの映画番組のホストを務めるジョン・キャンピーのさえずりによれば、「ザ・ファンタスティック・フォー」の予告編は、オンラインで明日解禁だそうです…!!、プロデューサーのサイモン・キンバーグが言っていた今週末の初公開の予定と食い違うので、カンタンに鵜呑みにできませんが、予告編の解禁日をイチ早く、知ることができるのは映画館関係者なので、AMCからの情報であれば間違いないことになりますし、各映画館はもう、予告編を受け取っているのかもしれません?!、いずれにしろ、もし明日、本当に「ザ・ファンタスティック・フォー」の予告編が解禁されたら、即座に記事をアップするので、twitter や、facebook で、CIA をフォローしておいてください…!!


まだ完全に仕上がっていない現時点において、上映時間が約2時間10分であることから、完成版はたぶん、2時間から、2時間20分の範囲になるらしい「ザ・ファンタスティック・フォー」は、今夏8月7日から全米公開です…!!







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