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故スティーブ・ジョブズ氏の相棒の共同創業者、スティーブ・ウォズニアック氏の役に、北朝鮮最高指導者の金正恩氏の暗殺を試みるアクション・コメディ「ジ・インタビュー」(12月25日全米公開)のセス・ローゲンを起用するつもりで、面談を行っていたダニー・ボイル監督は、イチからキャスティングをやり直すハメになってしまったようですが、もしかすると、実験映画の意欲的な企画そのものがなくなってしまうかも…?!



経済メディア、ブルームバーグの取材に応じた脚本家、アーロン・ソーキンの発言にもとづいて、主演が正式に決定したことを、先月10月下旬にお伝えした、故スティーブ・ジョブズ氏の伝記映画から、どうやら、「エクソダス : ゴッズ・アンド・キングス」(12月12日全米公開)のモーセだけに預言を得たらしい?!クリスチャン・ベールが降板してしまったことを、業界メディア THR のボリス・キットとタチアナ・シーゲルが伝えてくれました…!!

そもそもは前述の脚本家、アーロン・ソーキンとデヴィッド・フィンチャー監督とが再びコンビを組んで、両者の代表作である「ザ・ソーシャル・ネットワーク」(2010年)に次ぐ伝記映画の話題作に仕立て上げるべく企画された、Apple 創業者の故スティーブ・ジョブズ氏が主人公の作品は…、デヴィッド・フィンチャー監督の高額の監督料=約1,000万ドル、つまり、約11億3,778万円もの要求を、製作のソニピが当然、はねつけて、「スラムドッグ・ミリオネア」(2008年)のダニー・ボイル監督にメガホンを託し、同監督が「ザ・ビーチ」(2000年)でコンビを組んだ間柄のレオナルド・ディカプリオに主演を打診しましたが、スケジュールが過密の都合から、オファーを受け入れてはもらえませんでした…。その結果、前任者のデヴィッド・フィンチャー監督が、ジョブズを演じられるのは、彼しかいない…!!と太鼓判を押して、起用を希望していたクリスチャン・ベールに晴れて、主演が決まったものと思われたのですが…、


検討を重ねて、熟慮した末の判断として、葛藤を拭いきれないため、降板を決意した…とのことです。

まさに演技派のクリスチャン・ベールが、どのような葛藤を感じて、降板を決めたのか…?!、その気持ちのモヤモヤは、当の本人しかわからないものかと思いますが、記事の冒頭から “ 実験映画 ” と書いてきたように、アーロン・ソーキンが執筆したシナリオは、通常の伝記映画のように、人物の生涯を物語仕立てにして描くのではなく、Apple の代表的な3つの製品を公式発表する直前のジョブズの様子を再現する…という発想にもとづいて、長編映画なのに、シーンがわずか、3つしかない構成に仕上げられています…。そして、前述のブルームバーグの取材で…、
“ クリスチャン・ベールは極めて難しい役に挑むことになる。彼は映画の全シーンどころか、全カットを通じて、出ずっぱりで、並の映画で演じる役の平均的なセリフの量にして、3本分以上の膨大なセリフを話すことになるだろう…!! ”
…と、アーロン・ソーキンが語っていたように、主人公のジョブズは、映画の始めから終わりまで、ひたすら、しゃべり続けるそうです…!!、よって、観客は、ジョブズのスピーチの演説と、その演説の練習?!のセリフに、ジッと耳を傾けることになるので、映画にするよりは、しゃべり続ける俳優の演技の迫力が生で直接的に伝わってくる3幕の演劇にした方がよいのでは…?!といった感じがしないでもありません。なので、やはり、クリスチャン・ベールも、そうした起承転結がないだけに筋書きとは言えない脚本の映画らしからぬ内容が、今ひとつ納得できなかったのかもしれません…?!

さて、クリスチャン・ベールが辞退してしまった故スティーブ・ジョブズ氏の実験的伝記映画に、代わって、主演をすることになるのは、誰なのか…?!、レオナルド・ディカプリオが辞退した後、マット・デイモンブラッドレイ・クーパー、そして、新ダークナイトベン・アフレック監督といった名前が、次の候補にあげられていましたが、CIAリーダーのみなさんは、ジョブズの映画の今後について、どのような見通しの予想をお持ちになられたでしょう…?!







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